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h025/誰のためなのか

リレー式といいながら、沙南ちゃんが膨大に忙しそうなので、待ってはいたけれど、私としても時間を経たせてしまいました。
有料で待っていてくださる方がいるし、私たちの世界でしか見えない部分をたくさん書きたいと思ってるのですが…
頭の片隅にはあって、書かなくちゃと思いながら、時間が経つのがとても早く気持ちばかり置いて行かれている気分です。

民間団体として市民活動をする中で
ボランティアの満足度も大切にしながら
利用者の声も大切にして
一人一人の要望に寄り添い
丁寧に活動したいのだけど

そうすることでどうにも身内のフォローが手薄になってしまう。
仲間のことをもっともっと大切にしたいのに
うまくいかないジレンマもあって
自分の不器用さを本当に呪っていました。


ただ、自分が見る自分と
他人が見る私とでは
少しばかり、差異があるんだなと感じました。

私と副理事長の沙南ちゃんは、元はママ友ですが
今はあくまでも仕事のパートナーです。


私が見る沙南ちゃんは
ユニークで、唯一無二で、沙南ちゃんだからできることを全力で楽しんでいる様に見える。

でも沙南ちゃんから出た弱音はちょっと違った。


私が吐く弱音には、沙南ちゃんは全力で私を認めてくれる。

正直なところ、ここ数ヶ月は「もう、辞めちゃおうかな」「私、なにやりたいんだろう」と、本当に足元を見失っていた。

子どものために、なにより今まで迫害されてきた子どもの権利を、せめて共に生きる世の中の大人の1人として、守ってあげたいと思って活動していたけれど

かつて被害者だった人との出会いで、私がストップをかけたことの是非をいまだに私の心の奥底でぐるぐると渦を巻いている。

子どもの権利のための活動をされている方に、少し話したところで、私の中でシャッターが閉まる音がした。

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