2021/01/09 東洋系ハリウッド女優とロボットショー/川遊びとお弁当/年末年始の家族とあんころ餅
東洋系ハリウッド女優のリンちゃん。夜の新宿。とても治安が悪い。リンちゃんが3Dのロボットショーを見たいというので、どうしても見せてあげたい。せっかく遠くから来て、初めての日本なのだから。
3Dロボットショーは、前編・後編の二回に分かれている。前編・後編でセットの物語が2種類あり、合計4種類が上映されている。それを知らずにすぐに見られそうな上映回のチケットを買ったら、ブヨブヨモンスターの宇宙物語のチケットだった。
開演まであと30分あるので、日本のファーストフードを食べることにした。牛丼、立ち食い蕎麦、ラーメン、焼きそば、お好み焼き、親子丼、それからよくある謎のケバブ屋など。どれにするか迷っているうちに時間が迫ってくる。とても治安や衛生状況が悪く、どの店も男性ばかりで入りずらい。タンメンを食べたいとリンちゃんが言うが、タンメンの店はブルーシートの上にこたつを敷いた泥だらけの客席で、男性ばかりだし、とてもリンちゃんを座らせられない感じだった。
時間が無くなり劇場に戻る。急いで上映会場に入る。宇宙の中をへっぽこ主人公と旅する映画。ピンクの巨大なモンスター。宇宙空間。3Dなだけあって、まるで画面の中にいるような感覚。もう少しでクライマックスというところで終わった。後編があるらしいことをその時に知る。
後編ももちろん見たい私とリンちゃん。ブヨモンの後編は、一番早い上映時間で、翌日の朝6時だとわかった。リンちゃんに飛行機の時間などを確認してもらって、行けるかどうか確かめた。大丈夫だというのでチケットを買う。6時に上映開始ということは5時15分にはホテルを出発しなくちゃいけない。
大きなガンダムのモニュメント。コスチュームの男女の店員。入り口は、大きな口を開けたロボットの中に入っていくようになっている。とてもオタクっぽい場所。リンちゃんはとても喜んでいた。日本のアニメ文化に大喜びだった。
ーーーーーーーーーーーーーー
川遊びをしている。ゴーグルをかけたHデさんに掴りながら、何度も岸と川を行ったり来たりしている。幼少期の私。岸に帰るたび、信号機のスイッチを押して、往復した回数を点灯する。魚を捕まえようと、バケツを持ってやってみるが、全然、魚をすくえない。小さいのを一匹捕まえたが、とても弱っていて可愛そうなので放してやった。
お弁当の時間。川辺で父がピクニックシートの上に座っている。私が手作りお弁当を運んで、色々なおかずを並べる。おいしそうなお弁当。黙って憮然とした顔で食べる父。怒られるような緊張感。顔色を伺って楽しそうに振る舞う私。とても複雑。悲しい。
川から私たちが上がると、濁っていた川の水がすーっと透明になる。川底の石が光に揺らいできれいだ。
ーーーーーーーーーーーーーー
色々なメーカーの食パンが、大量にキッチンに置いてある。なんで?と思っていると、食パンを2斤もって兄が帰ってきた。兄は、あれ、あったんだ。と言う感じだ。私は食パンがざっとみるだけでも10斤ほどあるように見えて、少し焦りと怒りがある。なんでこんなに集めちゃったのよ。と。
年末年始の準備でバタバタしている実家。家族が揃っている。それぞれに何かやっている。母がなかなか帰ってこない。お飾りを付けるかどうか、姉と相談している。とても立派なものが2種類ある。
母があまりにも帰ってこないので、兄が母は浮気しているのだと言い始めた。私はなんてことを言うのだろうと驚く。父はいつものように黙って母を蔑視し苛ついている。母は誠実な人間なのに、そうやって疑ったり見下したりする兄や父。とても嫌な気持ちがする。それに母がとてもかわいそうに思う。
母が帰ってきた。自転車に大きな風呂敷包みを詰めている。「ああ、お母さん。どこへいってたの?みんな心配しているよ。」と言うと、母は何でもないように「ああ、ごめん」と。「これ買ってたのよ。」と風呂敷を私に渡した。とても重くて一体こんな重い物を持って、浅草まで行ったのかと驚く。「おもち。あんころもちよ。お墓参り行ったついでに、前を通ったから買ったの。みんな好きでしょう?おいしいから、これ。」と屈託なくいう母を見て、またひとつ切なくなる。
母からあんころ餅をうけとり、重そうに持つ私をみて、風呂敷の中を覗いた兄が、「うわ、これ、たちばなのあん餅じゃん!」と、とても喜んでいる。「なかなか買えないのよ、これ」と兄。大量のあん餅。袋がはちきれそうだ。兄が喜んで運んだ。
あんころ餅を優先して食べるなら、食パンはどうやって消費しようか。冷凍してもがさばる。これからお正月料理など作るのに、キッチンに置いておくにもじゃまだなぁ、どうしようかなぁ、と思う。
という夢。3つ。