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コーヒーのフレーバーノートってこのぐらいがちょうどよくない?🫐🍊💐🍫

お久しぶりです。前回の投稿からかなり間が空いてしまいましたが、現在ぼくはメルボルンで生活をしております。
6月末にメルボルンに渡航したのですが、その直後にSouth of Japan Coffeeというバリスタスクールにてオーストラリアのカフェメニューにあるコーヒーの淹れ方を一通り学び、なんとかバリスタジョブを見つけてバリスタ(見習い)として働いています。

また別の記事でバリスタスクールや仕事探しについて記載できればと思うのですが、今回はとあるメルボルンのカフェで「なにこの心地よくしっくりくるデザインは!!」と感じたことがあったのでこちらに書き留めておきたいと思います。

突然ですが、みなさんはカフェやロースタリーに行ってコーヒーを注文するときにフレーバーノートを見て困ったことはありませんか?ぼくは今でもよくあります。
というのも、めっちゃ丁寧にこんなフレーバーがするよ!というのをフレーバーホイールを元に細かく表記してくれているコーヒー屋さんが多いかなと思います。

SCAAが2016年にWCRと協力して更新したフレーバーホイール

Coffee Taster's Flavor Wheel(フレーバーホイール)

http://www.scaa.org/?d=scaa-flavor-wheel&page=resources

これに対してお客さん視点で思うのが、結局どんな味わいがするんだ!?ていう想像の難しさ、特にコーヒーにハマり始めの方には共感してもらえるのではないかな思います。実際今のぼくは、全てのフレーバーのイメージはつかないけど、このフレーバーが書いてあるコーヒーはおいしいと感じることが多いからこれにしよ。みたいな感じで選ぶことが多いように思います。

前段が長くなりましたが、そんなフレーバーノートに対するモヤモヤを解消する体験を提供してくれたPathというカフェと出会ったので、どんなデザインだったのか紹介します!

ノースメルボルンに位置しているこちらのPathというカフェですが、エスプレッソドリンクが主流のメルボルンには珍しいドリップがメインのカフェです。
店内に入って席に案内され、テーブルに貼ってあるQRコードからメニューを見て注文してねと案内を受けたので、QRコードを読み取ってメニューサイトを開いてみたのですが、でてきたのがこちらでした。

PathのMenu

見てもらうとわかるようにフレーバーのカテゴリーが大きく「シトラス」「ベリー」「チョコレート」「フローラル」の4つに分かれていて、それらのフレーバーがどのぐらいの割合のコーヒーなのか、わかりやすく示されています。
これを見たときある種の快感を覚えました(変態ではないです)。
今まで細かく表記されているコーヒーフレーバーを見て、どれにしようかなーと永遠に悩めそうなぐらい想像を膨らまして考えていましたが、4つのカテゴリーであれば自分の好きなフレーバーも認識しやすく、シンプルなデザインのお陰でどのフレーバーがメインのコーヒーなのかを視覚的に理解でき、パッとどのコーヒーにしようか選ぶことができました。

もちろんバリスタ視点からしたら、テイスティングでこんなフレーバーがするというのをこと細かく表現できる必要があるとは思うのですが、お客さん視点で見ると、このぐらい単純明快であった方がコーヒーは奥が深く難しい飲み物と感じることなく、気軽にでも少しこだわりを持って飲める飲み物とといった印象を与えることができるのではないかなと思いました。

そんな感じで今回はコーヒーのフレーバーノートについて記事を書いてみました。これは個人的な感想ですが、こちらのPathはロースタリーでもあり、注文したドリップコーヒーがめちゃくちゃおいしく、店内も洗練されたデザインでカッコよく早速ファンになりました。もしメルボルンにくる機会があったらぜひ立ち寄ってみてほしいカフェの1つです。では、今回はこの辺で〜👋🏻

Pathの店構え

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