趣味嗜好 受け身の人には惹かれない
俳句のようなタイトル。久々の記事投稿。下書きのストックは10個くらいあるのに、全部7割程度で完成していないから、実質今年はじめての投稿。
今日のテーマ「趣味嗜好」について。
他人の趣味に関しても踏み込もうと思うから、今回は書き方に注意しないと。愚痴や嫌味みたいにならないように。
・大学時代の友人と疎遠になりつつある
社会人になって5年目。大学時代の友人との関係がだんだん疎遠になってきた。中学・高校の友人との関係性はここ10年変わらずしょっちゅう会っているのに。
大学時代の友人とは「趣味」が共通して仲良くなったわけではない。
ここにすべての理由が詰まっている気がする。テニスサークルという「テニス」が好きな人の集まりではあるが。そこから「音楽」や「カルチャー」などの個々の嗜好を通して、それ以上の関係になれたのはごく一部だったと気が付いた。だから浅く広くの関係が多くなったのだと思う。
分かりやすい話、久々に飲み会を開くとその差が顕著のあらわれる。中学・高校の友人との会話には「自分が今ハマっている趣味」が多い。その内容は「音楽」「映画」「スポーツ」「アニメ」「ゲーム」「せんべろ」など多義にわたる。もちろん昔話をすることもあるが、それはごくたまに。
一方、大学時代の友人とは「~がさ最近~らしいよ」みたいな噂話。または大学時代の懐かしい話。趣味0ってわけではないのだが浅い話が多い。有名どころの音楽や、去年なら鬼滅の刃とか。
後述するが「有名な作品はダサい!マイナーどころ攻めてる自分かっこいい!」の中二病かつ天邪鬼な思考だけで、この考えになっているのではないと先に宣言しておく。有名どころで好きなモノも多いし。
やっぱり自分は「俺は今これにハマっているんだよ!」「俺ってこうゆう人なんだ!」て人と飲みに行きたい。その方が人として魅力的だし、単純に尊敬できる。教えてほしいことだってたくさんあるし。
・「流行っているから好き」はミーハーなのか?
大学時代の友人には「流行ってるから好き」、悪く言えば「ミーハー」のような人が多い。この理由はなぜなのか。偶然?
もちろん自分だって人気どころを一通り漁るジャンルだってある。アニメとかまさにそう。「涼宮ハルヒの憂鬱」「けいおん」「ゆるきゃん△」「ウマ娘」なんかは有名で話題になってから飛びついたし。
すべてのジャンルにおいて、ミーハーじゃないなんてありえない。
自分の中ではアニメや格闘技はミーハーの自覚がある。
しかしながら、全部のジャンルにおいて「受け身」でいいのだろうか。トップチャート埋め尽くしてるWANIMAもあいみょんも髭男もKing Gnuも。
ジャンルはバラバラなのに本当に全部好きなのか?ランキング上位だから、ただ好きなのではないか?
(もちろんこの例えも4者を否定してるのではなく、むしろWANIMAとかスカパンク好きな自分には刺さるモノ多いぐらい好きだし。)
似たような話だと、去年流行ったNizi Projectも彼らは本当に好きで見たのか?それならさらに2年前のPRODUCE 48だったり、現在人気が出はじめているRocket Punchだったり、そこらへんの類似の話が盛り上がってもいいはずなのに。そこに関しては知識皆無のパターンが多い。WANIMAが好きならスカパンク漁って一緒に新宿ACBや横浜FADで踊りたいのに。
例えば今自分がハマっている
飲食ならせんべろ居酒屋・ドラム缶居酒屋・焼肉「ときわ亭」
スケボーやサウナ(これはもう十分流行っているが)
音楽ならTENDOUJIやDYGLなどのガレージロックや
カネコアヤノやフォークロック、ACID JAZZやシティポップも
podcastやラジオブームが来たとしたら。
これらのコンテンツも
彼らにとっては「流行ったら好きになる」のだろうか。
愚痴にならないようにと先述したものの、ここまでの内容見返してみるとタダの愚痴だわ。多分どんな構成で伝えやすく書こうと思っても、こうなってしまうだろうから諦めて書き続ける。
・置かれている環境の差なのか?
ここまで色々書いてきたが、結局は「生まれた環境」「10代の育った環境」が大きく寄与していると思っている。端的に言えば
大学受験のため勉強時間が多い
⇒ 音楽やカルチャーを漁る時間が確保できない
⇒ 有名どころ つつくしかなくてミーハーになる
かなり嫌味含んだ偏見たっぷりの意見ではあるが、そこそこの大学出ている6.7割の人間がこれに当てはまると思う。社会人になってもその感覚は抜けず(というか、そもそもその感覚に気づかない)自分で何かを漁る・何かを発信していく経験がないんだと思う。
だから大学デビューだったり、ウェーイ系だったり、高卒後社会人に比べて幼かったりするんだと思う。いわゆる量産型というやつ。
正直、自分に当てはまることも多々あるが。
自分は幸い、地元が田舎である。学年120人のうち大学進学は20人いるかどうかのレベルだ。そりゃ学歴だけ見れば、大学以降出会った友人のほうが凄いことではあるが、その分彼らは個性が強い。
地元メンバーの近況見たりすると「映画・音楽」「毎週BBQ」「釣り」「子供2人に溺愛」といった「この人はこれ」といった特徴が多い。
アイドルプロデューサーや役者や放送作家の卵、VTuberなんかがいる。
受験戦争に勝ち、いい大学に入って、大手の会社に入って結婚する
決して誰にでもできることでないし、努力してきたからこそ年収や暮らしはいいモノかもしれないが、「自分はこの分野を話し出したら止まらない」みたいな特徴も持たず、世間の流行り廃りに流される生活で良いのだろうか。
・自分の考え方が子供なだけなのか
ここまで色々書いてきたが
ミーハーだからと言って、他人に迷惑をかけているわけではないし
自分がまだ子供、下手すりゃ思春期みたいな考えで止まっているだけかもしれない。数年後この文章見たら、赤面するくらい頓珍漢なこと書いているのに気が付いていない可能性もある。
それに相手の生き方だ、グチグチ相手に伝える必要もないし。
結局のところ
「無個性」という個性なのかもしれない
できるだけ皆と同じように生活をし
流行りの音楽を聞き、インスタグラムで乾杯の動画を載せ
流行りの飲食店に足を運び、何かブームに乗っかり続ける
その結果、効率よく情報収集し交友関係を深める
ある種、いちばん賢い生き方なのかもしれない。
でも自分はそうはなりたくない。
久しぶりに記事書いたので、まとまりのない文章でした。以上。
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