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女生徒 著 太宰 治

緊急事態宣言が終わったことにより、やっと図書館が開きました。よかったよかった。図書館の本をすべて読むことは不可能なんだろうと思います。

 そして、久しぶりに太宰です。

 さらっと書き上げている作品なんでしょうが、なぜか太宰の作品の中には、「死」というテーマが随所に隠れ潜んでいると思う。

 やはり、美しき死というものがあるのだろうか。父は多分、自殺したんだと推測しますが、その死は唐突的だったのでしょう。

 常に死というものを隣合わせで懸命に書いていたのだろうか。私は、太宰治の作品を読むと、本の内容というよりも、太宰治自身がこの本をどのような思いで書いていたのかを想像してしまう。

 彼の中で、やはり「死」とは、ずっと離れないもの。常に頭の中にあるものだったのだろう。

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