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目指すお店の感じ

トップ画は今回借りるテナントの初期状態です。
奥の棚は使ってよいとのことですが、エアコンの方は怪しい…
まあ使えたらラッキーと思っておこう。

前のテナントは学習塾だったとのことで、派手な装飾等はなくトイレも一応あるのでミニマムスタートには割と良い物件です。
(ただトイレは和式なのでどこかのタイミングでどうにかはしたい)

タイトルの件ですが、「どんなお店にしたいか」。少し文章にしてみたいと思います。
テーマとしては「目の前の本に集中して日常から一時離脱できる」場所、です。
もっとバシッと言い切りたいのですが、今後の課題として…

今、誰か・何かと常時接続されない状況を作るのがかなり難しいと感じます。
それは、インターネット、SNSはもちろん、電話やTV、仕事場は人が密集した環境にあり密なコミュニケーションが必要とされるものがほとんどでしょう。
それ自体は悪いことではないし、その恩恵をかなり被って生活が成り立っているので、「既存の体制がおかしいからぶっ壊せ!」なんて声高に叫ぶつもりは毛頭ありません…
上記ツールは便利だし楽しいし、それらをなくしてしまうと困ることの方が多いし絶対嫌だ笑

でも個人的に「つながりすぎ」ているなと感じます。
強い言葉や早い情報の流れに疲れるなと感じます。
頭がずーっと少し動いてて、集中力が下がったと感じます。

私含め一定数の人には、諸々過剰すぎるので、心身の健康を保つためにはそこから強制的に離れる時間が必要なのだと思います。
サウナ、キャンプなどが流行り、ライブや映画館が依然人気なのもそうした流れでしょう。
体験そのものよりも強制的に遮断される、ということの価値が大きいかなと感じます。
(手垢がついた主張を何をえらそうにという感じですが)

私にとってそれは紙の本での読書です。
電子だとどうしても気が散ってしまうんですよね。
平日は家の中で読みますし、土日は朝空いているうちの近所のコメダ珈琲で。
私の場合、家より外の方が本に集中できる。昔から受験勉強とかでもそうでした。
多分環境音とかがあった方が目の前の作業に集中しやすいんだと思います。それか単にさみしいだけか。

私が利用したいお店、場所を作りたいです。
何か絶えず追いかけられる日常から一瞬離れられる、小さな小さなハレの場になりたい。
そこにいる時間だけは目の前の本に集中できる
それが一定数の方に必要とされるものになればこんなに嬉しいことはないだろうなと思います。

勝手に理想だとリスペクトしているのは「fuzkue」さんです。

本を読むための店として、厳格なルールのもと目の前の本に集中できる環境をつくってくれている。
前職は東京への出張があった(福岡在住です)ので、その途中で利用させていただきました。
冬場でしたが、最初に適温の白湯が出てくる。店内はシックな抑えた色味で統一され刺激的な色がない。環境音のBGMが邪魔しない。優しい味の料理。
最高でした。帰りたくなかった。

ここまで洗練された空間をつくることは多方面の能力的に不可、だと自任してます笑
ただ、憧れとして持っておく分には店舗作りの一つの指針になる上で良いことでしょう。
しばらく難しいと思いますが、またなるべく近いうちに伺いたいです。

fuzkueさん程徹底した環境づくりは難しいと感じます。
会話や電話はご遠慮いただく空間にしたいですが、PC等個人作業を禁止することは、自分のような立場的に対象を絞りすぎて、そこまではできない気がします…
運営を続ける中でなるべく理想の環境に近づけるように、必要とされる場となれるように、最適解を探していきたいです。

だらだらとした文章になってしまった。
もっと上手く伝えられるようになりたい。

以上、雑文失礼しました。


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