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26 人に会って会話するって人間として大事だ

※「トレジャーボックス」様HPよりトップ画像をお借りしました※

平日は朝と夜に店を開け、日中はリモートワークで勤務をしている。
この生活を続けていると極端に人に会う機会が減る。
対面で会話をするのは、コンビニの店員さんと奥さんだけという日も珍しくない。

これ自体不満はない。というかこれを許してくれる関係者、環境にむしろ感謝しかない。
ストレスの原因はすべて人間関係に帰着するという言葉(出典忘れた)もあるくらいなので、他人との接点をなるべく減らしたい人も一定数いると思う。
私自身は特に閉じこもりたい願望はないが、その類のストレスは最小限になっている。

ただ、やっぱりさみしいんだと思う。

昨日閉店後前職でお世話になった先輩が開いたボードゲームカフェ「トレジャーボックス」に初めて遊びに行かせてもらった。
(↓一見さん、お一人様でも楽しめるので福岡市内でボードゲームやりたい方はぜひ)

その先輩はたまたま私と同じタイミングで退職し、たまたま近所にお店を開かれた。
前職時代からボードゲームにはまり社内外イベントを主催されていたとのことで、昨日はそのメンバーが集まって遊ぶという会。
ボードゲームは人生ゲームとモノポリー以外したことなかったが参加させていただいた。
そこで自分はさみしがっているのだとしみじみと感じたのだった。笑

楽しかった。懐かしいという感情も大きかったと思う。

他の人とワイワイガヤガヤ、時間と場所を共有するという環境に潜在的に飢えていたのだなと感じた。
参加者が前職でもよくしていただいた方々ばかりだったので単純に会えてうれしい話せて楽しい、というのはある。
ただ、人に対面で会って話しをするって生物として生きていく上で必要なのだと実感したのだった。

イートインスペースのある古本屋をやりたい、日常の瑣事から一瞬離れて目の前の本に集中できる、そんな場所を作りたいという思いは変わってない。
ヒト・モノ・コトにあふれている食傷状態からの束の間の解放の一助になればそこに価値を見いだせてもらえると思っている。
しかし、そのためにコミュニケーションを排除するのは是なのか、というと否な気はしている。
コミュニケーションは大事だ。人と接し話すことは尊いことだ。私自身人と話すのは好きだ。

結局自分がやっているお店なので自分で決めれば終わり。
何かを選ぶことは他を捨てるということだ。
どっちつかずで中途半端なお店には誰も来てくれないが、求められない方向にとがったコンセプトでは続けられない。

結局走りながらやっていくしかないよね、というところに戻ってくる。
これという答えはでない。

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