【リーダーシップ:その6】リーダーに必要な要素③「全ての人を敬い、全ての人にオープン」
リーダーは、自分の周りの全ての人(年齢や性別・国籍…など関係なく)を尊敬し、関係性を大切にすべきである。
【リーダーシップ:その④】で述べたが、Visionを明確に示しているリーダーは、Synchronicityの効果を最大化できる。
でもそれは、自分が世の中の出来事や出会う人々にオープンであることが必要である。
誰がどんなタイミングで、Vision達成に向けた素晴らしいアイデアをもたらしてくれるかわからない。
それは、たまたま出会った幼い子どもかもしれないし、普段から顔を合わせる近所のおばあちゃんかもしれないし、パフォーマンス評価が低い同じ組織の後輩かもしれない。
千載一遇のチャンスを逃さないためにも、全ての人の意見や考えを尊重し、まずは話をしっかりと聞き、そして対話をする。
これがリーダーには極めて重要である。
(話を聞き、対話をすることは、組織運営という観点でも重要だが、それはまた別の機会で述べたい)
「運は後ろからやってくる」
私が尊敬する日本のトップ・コメディアンの方から教わった言葉である。
リーダーシップや組織のあり方について考える際、時折ふっと浮かんでくる。
リーダーは学び続ける。
自ら出向いて誰かの話を聞きに行ったり、学習しに行ったりすることも大切である。
しかし、自分ががっついた学習の場よりも、Vision達成に向けた大きなヒントは、思わぬ場で思わぬ人から(つまり、自分の後ろから)共有される方が多いのかもしれない。
そうなると、全ての人に対して常にオープンであることが重要である。
多くのリーダーは忙しい。
でも、忙しそう、、といかに周りに思わせないか、を自分は追求したい。
常にアクセス可能なリーダーでいるために。
その方が、長い目で見たら忙しくなくなると思う。
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