【リーダーシップ:その8】リーダーに必要な要素⑤「決断と責任」

リーダーは、Vision実現に向けて、あらゆる場面でさまざまな決断をしなくてはならない。
日々の小さい(ように見える)決断から、将来の組織の方向性を定めるような大きな決断までその規模は多岐に渡る。
そして、決断までに十分に情報を仕入れることができる時間がある時もあれば、瞬時にその場で判断を迫られることもある。

ただし、どんなに情報を仕入れることができても、特に不確実性の高い時代において100%正しい決断をすることはほぼ不可能である。
そこで最後に頼りになるのが、「リーダーの直観」だ。
データもエビデンスもないかもしれない。
でも、肝がすわったリーダーの直観に勝るものはないかもしれない。
強い想いでリーダーが下した決断は、リーダーが必ず責任を取る。
だから、仮に失敗してもその失敗からリーダーは必ず学ぶものがあり、それは成功に向けてまた歩き出す原動力になる。
すなわち、リーダーの強い決断の先には成功しかないのかもしれない。

会社のような組織においては、人材育成の観点も含めて、時にリーダーが自分のチームメンバーに決断を任せることも多いと思う。
ただ、常に最終的な責任はリーダーにある、ということを共通理解で持っておくことが必要である。
「手柄は部下のもの、責任は己にあり」である。

これまで5回にわたり、リーダーに必要な要素をアウトプットしてきたが、おそらくこれで全てではないかと思う。
頭の中に思いつくままに書いているので、順序やまとまりに欠けるが、頭の中を吐き出すことが目的なので良しとしたい。
次回の記事では、これまでの内容を整理してみたいと思う。

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