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更に進めるはずが、閉じ込められて出ることができなくなった〜コツコツdiary〜

「この前テレビでやっていたんだけどね」

近所の主婦同士の会話が始まった。私も主婦だがこの手の会話は毎回苦手だ。しかし、ご近所付き合いということで、会話に参加している「フリ」をしている。だからこそこの場に溶け込めている「風」を保っている。

しかし、いつもはろくに話も聞かず笑顔で相槌を打つ私が耳を欹てた。

「テレビで絶対に痩せるダイエット特集を見たんだけどね、この簡単な運動1日1分するだけで痩せるんだって!」
と1人が話始めると、どんどん会話がつながっていく。
「え〜すごい!なんか毎日トレーニングとかするの馬鹿らしくなる!」
「しかも、食事制限とかもいらないらしくて…」
「え!しかもこの人フォロワー何万人もいるトレーナーさんだ!」

流石に、この話はスルーできなかった。というのも私は昔、運動部に所属していて、大学卒業後は、経験を活かしてトレーナーとして働いていた。結構な本気度で、コンテストなどにも参加し、身体を鍛えることがこの上ない楽しみとなった。

退職した今でも家事の合間を縫ってトレーニングをし、食事にも気をつけている(故にご近所付き合いは良い方ではないが…)

私は、珍しく発言をした。
「あの〜流石にそれはないと思います」
一斉に冷ややかな視線が私に集まった。

この物語はフィクションです。


昨夜、前原さんと共同運営する月刊BASE&TECHNICにてこちらの記事を公開させていただきました。是非分厚く読んで欲しいです。

動画も大切ですが、文章を読む習慣というのも身につけて欲しいと感じております。それにより分厚く理解できると考えます。

昨日はart baseのホームページにて、岡田子騰選手の声を掲載させていただきました。素敵な文章ありがとうございます。

今回のタイトルも長めになっております。気になる方もいらっしゃると思いますので、早速行ってみましょう。今日も野球を考えていきます。

進めるはずが…

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