「そんなにうまくいかないよ」をできる限り正しく理解する〜コツコツdiary〜
「ついに今日からスタートだ」
そんな想いで4月を迎えたはずなのに…
11月、私は今部屋から一歩も出れずにいる。私はこの4月から教員になった。運もあってか、1年目で教員採用試験を突破できたため、良い気分で4月を迎えたのだ。試験の結果もよかったということで、自分には教員としての才能があると自覚していた。
試験だけではなく、学生時代、いつもグループでは率先して引っ張っていく役割をしていましたし、周りの友達や、バイトでやっていた塾講師でも教えるのが上手いと評判だった。
「教師は自分の天職に違いない」
「どんな生徒でも向き合って導いてみせる」
と意気込んでいた。
同時に、自分の手にかかれば生徒はみんな勉強が楽しくなって、成績も上がり、人間的にも成長してくれるはずだと信じて疑わなかった。
しかし、現実は甘くなかった。生徒に大切なことを伝えているはずなのに、言うことを聞いてくれない。成績が上がるどころか、授業すら成り立たない。そして、親からの文句まで言われる。自分が思い描いていた教師とはかけ離れた状況だ。
他の先生は
「そんなもんだよ」
と冷めた目で話しているが、私は必ずできると信じていたため
「できます!」
と気丈に振る舞っていた。
試行錯誤を繰り返し、改善を試みたのだが…
プチン
何かが切れてしまった。
夏休みを開けた頃から、あれだけ希望に満ち溢れていた学校に行けなくなっていった…
この物語はフィクションです。
昨日は、イッセイ・マエハラさんと共同運営している月刊BASE&TECHNIC にて記事を2つ公開しました。どちらも非常に大切な記事になっております。是非みてください。
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できる!
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