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正のスパイラルと負のスパイラル【僕らはみんな原始人】
こんにちは、コーシローです。
今日は『正のスパイラルと負のスパイラル』というテーマでお話します。
正のスパイラルと負のスパイラルってご存知ですか?
簡単に説明すると、
正のスパイラルとは、
『良いことがあると、それに輪をかけて良いことが起きる』
ということ。
そして負のスパイラルとは、正のスパイラルとは全く逆。
『悪いことが起きると、それに輪をかけて悪いことが起きる』
ということ。
人生は、正のスパイラルを回していけば、必ず幸福になれるはずです。
しかし、なかなか正のスパイラルを回すのって難しいもんです。
逆に負のスパイラルは、正のスパイラルに比べて、どうしても起きやすい。
なぜなら、僕たちは生まれ持って、ネガティブな感情のほうが優勢だから。ネガティブな感情を持ち合わせていたからこそ、僕たち人間は生き残ってこれたんです。
人間は肉食獣の捕食対象
ネガティブな感情のほうが優勢な理由は、僕たち人間は原始時代、肉食獣の捕食対象だったからです。
捕食対象だった人間は、肉食獣から逃げるために、いつも周りを警戒していなければいけませんでした。
たとえば、森の中で美味しい木の実を見つけた時、それに夢中になって食べていると、周りに気を配れなくなります。
そして、周りの警戒を怠った人間から、肉食獣に捕食されてしまいます。
しかし、ネガティブ感情をもって、
「周りに肉食獣がいるかも…」
と周りに気を配ることで、警戒を怠らなかった人間は、肉食獣から逃れることができる。
逃れることができた人間は、ネガティブ感情のほうが優勢ということ。
なので、僕たちはネガティブ感情を優勢的に持った人間の子孫、ということになります。
「原始時代の話しなんて、今の僕たちには関係ないだろ!」
と思われるかもしれません。
しかし、そもそも、僕たち人間が今のような知識社会に暮らすようになってからそれほど時代は過ぎていないのです。
人間の歴史からすると、知識社会で頭を使うことがメインになったのはつい最近。
人間の歴史は、原始時代の方が圧倒的に長いんです。
だから、僕たちの体には、原始の血が流れている。
運動すると頭に良いなんて聞いたことがありますよね。
それも、原始時代の人間の名残なんです。
僕たちの体は、知識社会にまだ順応していないと言うことになります。
ゆえに負のスパイラルは起きやすい
だから人間はどうしても正のスパイラルより、負のスパイラルのほうが起きやすいんです。
過去のことを反省して忘れないことが、人間が生きていく上で必要だったためこれはしょうがない。
では、どうすれば負のスパイラルを止めることができるのか。
それは、最初が肝心と言うことになります。
当たり前ではありますが、負のスパイラルの出発点をまず潰さなくてはいけない。
というのも、僕がこれを実感したから。
まさに最近、僕に負のスパイラルが起きたんです。
以下は僕の体験です。読まなくても支障はないので、興味がある方だけお読みください。
仕事中に些細なことで、同僚と意見が食い違うことがおきました。
というのも、僕がどうしても相手の話しが理解できなかったから。
どうしても相手の話しが理解できなかった僕は、その同僚に強い語気でイライラしながら話してしまったんです。
結局は単純に話しが食い違っていただけなんですが、この時の僕の感情が良くなかった。
「あぁ、もう少し話しをちゃんと聞いておけばこんな事にならなかったのに…」と落ち込んでしまったんです。
こうなると負のスパイラルのスタートです。
落ち込んでしまった僕は、仕事を終えて帰ってきてから、些細な事で、妻と言い合いになってしまった。いつもならそんなに感情的になるようなことでもないのに。
おそらく、僕が仕事のイライラを家庭に持ち込んでしまったためでしょう。
これが典型的な負のスパイラルです。
上記を簡単にいうと、仕事で自分が落ち込んだことを始まりに、負のスパイラルがスタートしています。
ならば、この落ち込みをなくさなくてはいけないんです。
過度な自分への戒めは、負のスパイラルのスタートになるんです。
だから、落ち込んではいけない。自分を責めては絶対にいけないんです。
自責は猛毒と理解しましょう。
ジセキ、ダメ、ゼッタイ
結論です。
自責は絶対だめなんです。
もうね、自責をするくらいなら、他人のせいにしていたほうが、よっぽどマシなんじゃないかと思うんです。
よくいるじゃないですか。
「俺は悪くねぇ!みんなあいつが悪いんだ!」
と喚き散らしている人が。
大体そんな人ってどうかしてるんですが、そうゆう人って実は自己肯定感が高いですよね。
他人がどう思おうが、
「自分は絶対間違ってない!」
と思っているわけですから。
所詮、負のスパイラルにおちいるかどうかなんて、気持ちの持ちよう。
自分のことを肯定できれば、負のスパイラルにはなりようがないのではないかと思うんです。
まぁ、この場合、周りからは嫌われることになりますが。
えー、結論の結論。
他責、ダメ、ゼッタイ
です。
ではまた。
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