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子供の世界はわりと複雑化しやすい

そろそろ5歳になる息子がお友達とトラブルになった。
息子の長靴をお友達が壊したというのだ。

いじめられているわけではないらしい。
結果をいうと一番のお友達と競い合いをしているうちに、長靴を引っ張り合って壊れてしまったというのだ。

まぁしかし、当初の息子の意見は友達に壊された、と。
だから、少しトラブルになりましたよ。

これはひどいよね。
さすがに弁償してもらわないとね。

なんてところまでいきました。
しかし、蓋を開けてみたらお友達がすべて悪いというわけではなかった。

そんなもんです。
子供の説明だものしょうがないです。

大人だって自分の都合の良いことだけをいって無罪を勝ち取ろうとしたりするんです。
子供が同じようなことをしていたってしょうがないことです。

たいへんですね。
なにが大変かって、周りの大人達が大変ですよね。

最初に話を聞いた妻は怒り心頭でした。
妻が幼稚園に電話をしたことで、話は防犯カメラで問題の場面を見るまでに至った。

んで、結果、いざこざでこうなっていたと。
非の多寡で言えば、お友達が悪いのだが、若干なりとも息子にも非があったのかもしれないと。

だから、穏便な結果になりました。
妻がお友達の奥さんと和解の電話をして事なきを得ました。

こういったとき、僕ってなにもできないな、と思います。
父親なんてこんなものかもしれませんよね。

正直今回の件を僕だけで解決までこぎつけるのって、無理かもしれない。
僕ならもう壊されたことを真に受けて、さらに泣き寝入りするだろう。

なんの解決にもならないのにね。
物事を複雑化させて、周りに面倒をかけたくないと思うから、こういった考えに至ってしまうんですよね。

結果、ただモヤモヤが残るだけ、と。
遺恨が残って気持ち悪い結果(?)になるだけ、と。

だめですね。
めんどくさくても、誰かに迷惑がかかったとしても、たとえ解決しなかったとしても、解決をしようと努力はしなくてはいけないですよね。

勉強になった。
妻には感謝しよう。

さて、長靴でも直そうか。

おしまい。

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