我が行きの息づくしかば足柄の峰這ほ雲を見とと偲はね 終戦の日に思う …敷島の道
「旅の途中に苦しくなったら、足柄の峰に這う雲を見て、お前のことを偲ぼう」
白村江の戦いに敗れ…九州沿岸の警備のため全国から派遣された防人…。三年の任期で旅費も自己負担…二度と会えたい覚悟も必要だったかと…。
万葉集に納められている防人の歌には、故郷に置いていく、恋人や家族への思いが綴られている。それでも家族や恋人を思い必死で…。
今年は戦後75年、言葉には出さずとも同じように思い出征された方々もいらしたのだと思う…。
いつもお盆の時期に、祖母が戦争の時のことを話ししてくれていました。そんな祖母も2年前に他界して仏壇には、祖母の好きだった桃と梨が。
遠くに実家があり帰省出来ずにお墓参りができない皆様もいらっしゃると思います。空を見上げて、故人を先祖を忍び、歴史を振り返り、未来へ
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