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「今来むと 言ひしばかりに 長月の 有明の月を 待ち出でつるかな」 貴方の来るのを夜を通して…。 …敷島の道

『秋の夜、すぐに私の元へ来ると言っていたのに…。気がついたらもう明け方の月が…貴方のあの言葉は…貴方はどこへ…。』

男性が女性の気持ちになって詠んだ和歌。秋の夜長、きっとどこかで起きているであろう情景を…。もしかしたら、彼自身そんな事があったのでは?…と勘繰ってしまう!

現代でいうと男性の気持ちになって歌っているあいみょん!というところでしょうか?

どんなに相手に恋い焦がれていても…恋の道は、必ずしも繋がるとは限らない…。

夜空の星や月、人は太古から手の届かないものに憧れてしまうのかもしれない。


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