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【活動報告】4月親子でリトリートキャンプを実施しました!

こんにちは✨
4月も気づけば最終日となりました。
新年度を迎え、どんな1ヶ月でしたでしょうか?

さて、昨日29日は初の活動場所で親子でリトリートキャンプを実施いたしました!とはいっても、今回はGWに負けてしまい、1年生の男の子1名のみの参加となりました!💦
初めての参加でしたが、一人という不安と「行ってみたい!」という気持ちを天秤にかけ、ドキドキとワクワクを胸に参加を決意してくれました。本当にありがとう!

移動中は、初対面のわたしには少しドキドキ敬語でお話をしていましたが、面識のあるスタッフを通して会話をしていくうちに名前で呼んでくれるようになりました。
「なんて呼んだらいい?」といつもながらの質問をすると、
「マヨネーズ!」
・・・・!!!!
まさかすぎるあだ名に大人が困惑してしまいましたが、なにやらマヨネーズが好きだからとの理由でその名前を付けてくれました。
キャンプでしか呼ばれない特別な名前は、やはりなんだか格別で、そしてお互いの距離を縮めるものなんだな、と改めて実感しました。

活動場所の最寄り駅についたら、ランチミーティング。
今回はお昼ご飯を自分たちで作りました。メニューはホットサンドです。
スタッフが持ってきた具材のほかに、入れたいものを聞かれると、「マヨネーズと卵!」と、大好物?を答えてくれました(笑)
スタッフも好きな具材を決め、スーパーまで10分弱歩いて買い物へ行きました。

好きな船を見られてウキウキでした!

カートを押し、「隊長についていくね!」と、商品を選ぶよりも、カートを押すことを楽しんでいたマヨネーズくん。
なかなか買い物が終わらず(笑)このままでは遊ばず終わってしまうのでは?と心配になるくらい大興奮でした。
レジでの支払いもチャレンジ。定員さんへお金を渡すときだけ、ちょっと緊張気味でした。
買った食材も分担して持ちました。

バスに少し乗って、今日の活動場所へ到着!
買い物中は少し疲れていた様子が見られましたが、
「今日はキャンプなんでみんなこれなかったのかな。今日は1人でよかった!火おこしもなんでもできる!☺」
と、とたんに嬉しそうな表情に変わりました。

活動場所を決めた後は、なにができるか。何をしたいか。をスタッフと話し合いながら散策へ出かけました。

帰ってくるとすぐに、「火をつけよ~!おなかすいた~!」
とまずは腹ごしらえをすることに決めたようです。
さぁ、ここからマヨネーズくんにたくさんの挑戦と葛藤が待ち構えていました。

まずは火をつけるチャレンジ。やる気満々でスタッフと一緒に火起こしの準備を行いました。
そして、いざマッチの出番になると、不安でいっぱいな表情を浮かべ始めました。
Koshine!はチャレンジするタイミングも自分で選択することを大切にしているため、まずはスタッフがマッチの原理や付け方を実際にやって見せてみました。
「付いたら縦にしたら熱くないんだよね。」と、どうやらいつ火が付くのか分からないのが怖いようで、弱い力ですり続けました。
なかなか付かない火に少しうずうずしてきますが、やめようとはしません。
やりたい気持ちはあるようです。
しばらく待って、最後は本人に許可を得て一緒に手を添えてやっと!つける事に成功しました。
成功しましたが、達成感よりも突然ついた火にびっくりの気もちが勝っているようでした(笑)
その後なかなか火が育たず苦戦しましたが、マヨネーズくんはマッチで火をつけるのではなく、火種になる松ぼっくりを探すことに専念し、自分の出来る形で活動に参加してくれました。

おなかがすいていたので、ホットサンドづくりは光の速さで終わり、焼き上がりはまだかまだかと何度も尋ねられました(笑)
自分で挟んで焼いたパンのお味は「おいし~😋」
外で食べる大好物は格別でした✨

マヨネーズくん特性たまごチーズサンド😋
こうやって作るんだよ~とスタッフに教えています。 

マヨネーズくん特性たまごチーズサンドと、スタッフ特製のBLT風サンド、2種のハムチーズサンド、チョコバナナドッグと盛りだくさんに堪能し、おなかが膨れた頃。
遊ぼう!ではなく、なんとデザートのマシュマロリクエスト!(笑)
なかなかあそびに行きませんがそれもよし!

マシュマロを作るためにナイフで串も作りました。
使い慣れないナイフでしたが、こちらは怖がることなく真剣な表情で作り上げます。

出来上がった素敵な串にマシュマロを刺して、さあ焼くぞ!という瞬間!
せっかく作った串をスタッフに預け、「焼いて~」とお願いをし始めました。
あんなにもマシュマロを焼きたいと言っていたのに!どうして?
スタッフが熾火にして熱くないようにしてみても、焼いているところを見せてもなかなかやりたがりません。
・・・
どうやら熱いのが怖いようでした。

そういうことか!
ここでわたしがマヨネーズくんに尋ねます。
「もっと串が長かったら熱くないし、自分でやけるんじゃない?」
すると、なるほど!といった表情を浮かべ、長い枝を探しに出かけました。
長さがあれば熱くない!それが分かるとあっという間に自分で焼き始めます。

これだけ離れていたら熱くないのかな?

スタッフと上手に焼けたか見せ合ったり、口いっぱいにマシュマロを頬張り、焚火マシュマロを堪能することが出来ました😋

やらない、できないには何か要因があり、こういったできるヒントを探して提案してみる関わりも大人の役割なのではないかと思っています。もちろん、その提案を受け入れてやるかやらないかも本人次第です。

最後のチャレンジはザリガニ釣りでした。
公園について探検に行った際に、ザリガニを釣っているお友だちを見たようで、やりたい!と気持ちが掻き立てられていました。しかし、彼は虫も生き物もあまり得意ではない様でした。

各々釣り竿と餌を準備し、池で糸を垂らしてみます。
じー・・・・・ぱ!「あれ?いない。」
じー・・・ぱ!「も~いない!」
なかなか姿を現さないザリガニへもやもやが募る隣で、スタッフが小さなザリガニを次々に釣りあげていきました。

わたしとマヨネーズくんは悔しくて場所を変えながら再度釣り糸を垂らしました。
すると、さっきまですぐに糸を引き上げていたマヨネーズくんは、少しじっと待ってみます。すると、「あ!!きた!!!」
思わず勢いよく持ち上げてしまい落ちてしまいました。
だけどここでめげません。場所を変えてみたり、何度も食いついたザリガニに逃げられても工夫を凝らし、じゃまな草をかき分けてみたりと自分なりに様々な方法を試すようになりました👏

餌にかかったザリガニをスタッフと共同作業で網ですくいあげ、念願の1匹目をゲット!ザリガニは触ることができない為、バケツに入れるのはスタッフに頼みます。
それでも、自分のちからで捕まえられた!という達成感から、ここから急成長を遂げていきます。

一度コツをつかむと大人の力を借りずにどんどん糸を垂らして試していきます。
できなかったらまたやればいい。場所を変えて再チャレンジ!
大人が大きな立派なザリガニを取ったって気にも留めず1時間近く熱中してザリガニと向き合いました!!

いいぞ!この真剣な表情!

片付けをして戻ってくるとバケツはこんな状態に😲
※たくさんのザリガニが移ります!!苦手な方はスクロールを!!!

結果3人で36匹のザリガニを1時間弱で釣りあげました👏
最後には目が慣れてきて、水面に上がってきたザリガニをぱっと見つけて糸を垂らす姿が見られ、最後には自分でバケツへ入れることもできていました。

火起こしとはまた違って、悔しい気持ちを糧に、上手にできている人の姿を見て学んで試す。このサイクルが実は遊びの中でも重要だと思っています。

なんでもかんでも全て教えてしまうのではなく、やり方を見せて、「どうして?」「どうしたらできる?」と疑問に思い考える、そして自分でもやってみて、課題に気づく。このサイクルが子どもたちの思考力を育ているのではないでしょうか。自由なあそびの中でもこういった力を育てるヒントが隠されていると私は思っています♪

さて、まずは1人でもキャンプに参加してくれたマヨネーズくん。
このキャンプで4つもできるようになったことがある!と最後は得意げに帰っていきました。わたしはとっても嬉しかったよ!
キャンプに来てくれて、たくさんチャレンジをしてくれてありがとう!
あわせて快く1人でも送り出してくださった保護者様。本当にありがとうございました。
そして、安全に活動を運営するために力をかしてくれたスタッフにも感謝です!ありがとう✨

次回は5月18日に活動を実施します!
詳しい内容は公式LINE、またはインスタグラムやHPにて更新いたしますので、お見逃しなく!!👀
みなさまにキャンプでお会いできることを楽しみにしています!!

Koshine! たごたご




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