転職の道標編②

こんにちは、体験男子です。
本日は、前回の続きをお話できればと思います。

7. 退職

新卒での会社を退職するのですが、そこでの流れをお話します。
まずは、上席と面談です。
「重要なお話がありますので、どこかでお時間いただけないでしょうか?」
的な事を言っておけば大丈夫です。

そして、いざ
「辞めます。」「もう自分では決定事項です。」
という事を伝えましょう。曖昧な雰囲気は、お互いに時間の無駄ですからね。

年数の浅い人間の退職は、会社(特に大企業)には痛手になります。
理由は、「離職率(特に入社3年以内)」に多大な影響を与えるからです。
私の代の入社は約30人ですから、
私が退職すると、離職率は一気に約3%上昇します。
当然、人事部門からは、退職理由などのヒアリングがかなり行われます。
(当時、私以外の若手が3〜4人同時多発的に辞めたのもありますが)

8. 有給消化

会社を辞めることを伝えて、受理されれば、もう楽チンです。
自分の有給をいかにうまく消化するかを考えれば良いのですから。

ちなみに私は、うまく消化(部署へのちょっとした意地悪をする)しました。
私は、GWちょっと過ぎに有給消化にしましたが、
そこで、私はGWをあえて出勤にしました。
私の部署では、大型連休時には、内部で相談して誰か1名は部署(現場)に出勤することが決まっています。
この決まりを利用して、休日出勤をしてお金を余分に稼ぎました。
大型連休中は、会社の内外問わず、電話やメールはまず来ませんので、
仕事は日報記録と現場点検、戸締りくらいです(ほぼ社内ニートです)。
休日出勤は代休を取り、休日出勤分をチャラにするというのが慣例でしたが、
私は、あと退職するため出勤日が無に等しいですので、休日出勤扱いで休日出勤手当を受けることできました(計画通りでした)。

何がすごいって、このGW社内ニートの方が、日々の忙しい日よりお金が貰えるということです。
暇して、最低限度の仕事で、社内規定の最上クラスの手当が自分の懐に来るのですから。
そして、以前も述べましたが、これは現場仕事としては、マズイことなのです。
この休日出勤分が、製造コスト(原価)を悪化させるからです。
まぁ、予算作成と月次報告は、先輩社員の管轄でしたから何とも思いませんでした。

有給消化は計画的に、狡猾に使い切りましょう。
自分のお金と社会保険に変身してくれるのですから。

9. 退職後は?

退職後は、自分の雇用保険を振り返りましょう。
給与明細をしっかり見ている方なら分かりますよね。
退職を思い立った時から、頭の片隅に置いておくのが理想ですが、
とりあえず、ネット検索を掛けてみてください。
必要書類やハローワークでの手続きなど、詳細が分かります。

例えばですが、私の場合は給与の7割程度のお金(1日換算)を90日間貰っていました。

10. 就職活動

久しぶりの就職活動をスタートしました。(ちなみに、スタートは6月半ば)
我ながら、無計画でした。

10.1 公務員あたりを狙う

全国転勤でよくわからない所に行くより、
地元でのんびり、安定した感じを求めたので公務員を考えました。

しかし、時期は既に6月半ばです。

国家公務員(総合、一般)の筆記は、既に終了している。
地方上級を狙うも、勉強時間が少ない…。
もちろん、公務員試験の勉強の蓄えなどありません。

10.2 筆記試験ってどんな感じ?

公務員試験という名前だけは知っているけど、実際はどんな試験なのかを私は恥ずかしながら知りませんでした。

え、自治体によってテストの難易度とかボーダー違うの?

教養試験と専門試験、そんなのがあるんですか?

倍率エグいな!

ネットでの情報や本屋での書籍を見て、こんな感想が幾度となく生まれました。

10.3 教材を入手する

しかしながら、民間企業を除外して、
自分のライフスタイルや、待遇、給与、安定性を考えると公務員一択でしたので、
受験できる所に全て突っ込んでいくという作戦を決行しました。

教材は、とりあえずネットで評判のものを選びました。
基本は、以下のもので良いかと思います。

まずは、筆記の教養試験(まずは、ここからです)
これらは、配点が大きいですし、理科・社会科目と異なり専攻の差が生まれづらいです。

10.4 勉強時間

本当であれば、教養試験と専門試験の両方について勉強の必要があります。
(自治体や団体によっては、筆記は教養試験のみという場合もある)

しかし、私はまだまだ初心者も初心者ですから、教養試験対策に重点を置きました。
具体的には、
①教材の問題をやってみる
②解答を覚える(ノートに丸写し)
③自分の中での、サービス問題と難関の判断力を養う

ほぼ②の段階で、③の感覚がわかると思います。
「数的処理」「判断推理」では、そんな高等な数学知識は問われません。
要は、「その解法が試験中に即座に思いつきますか?」ということです。

勉強時間は、だいたい4〜5時間程度でした。
少ないと感じた方は、その通りです。
公務員試験を舐めていますね(私としては、これが限度でした)。




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