毎年全く違う雪

雪があまり多く降らない地域に住んでいる人は、

雪国って冬になると毎年ひたすら雪が降っているのだろうな。

12月から2月くらいまで毎日除雪なんだろうな。

とか思っているかも知りませんが  全く違います。


雪の降り方は毎年全然違います。


今冬の予報と結果

気象庁や気象予報士から長期天気予報が出ますがあたったりはずれたりです。

その予報は「今年は大雪になります」「今年は平年並みです」「今年は小雪です」とこの3つくらいしかありませんので当たるかはずれるか三分の一くらい。

今年は小雪という予報が有りました。

2015年9月の気象庁の予報(日本気象協会)

気象庁は25日、寒候期予報を発表しました。東・西日本と沖縄・奄美は平年に比べ気温が高い見込みで、暖冬となりそうです。12月から2月の気温と降水量、降雪量の見通しに関する速報です。

予報は当たりでした、小雪です。良いことにスキー場はそこそこ降雪が有って、新潟県内ほぼ全てスキー場がオープンできたのではないでしょうか。

最低限の雪は降ったのです。

本当に小雪の年は、スキー場にも雪は有りません。

ですので、平野・盆地部の山沿いのスキー場はオープンできません。

高山の中腹のスキー場でないと雪が無いのが小雪です。

新潟県でいうと、(あっ、遅れましたがこの文章は新潟県中越から書いています)海抜200m以内位に有るスキー場は営業できないですね。

ところが今冬(2015年~2016年)は、オープンが少し遅れたり、一部だけのオープンだったりしましたが、その後若干まとまった雪が有ったりしてスキーシーズン中はなんとかなったように思います。

ですので小雪の中でも上等な小雪だった訳です。


1回だけ豪雪と前代未聞の大渋滞

ただ1回だけ集中豪雪とでもいえるのでしょうか、凄い雪が降って毎年の大雪の時にさえあり得ないような大渋滞が発生しました。

中には2日間くらい渋滞にはまって動けなくなった車も有ったようです。

2016年1月24日の大雪によって新潟県の長岡市・見附市・三条市の国道を中心にした2.5日間くらいにわたる大渋滞でした。

それまでは小雪で、道路にほとんど雪も無く、除雪隊も本格的な除雪はこのシーズンほとんどやっていないそんな時に1晩で1m近くの豪雪になったのです。

(上記写真は雪が締まった後のもの)

この1晩で1m位の豪雪は2014年の山梨県に降った雪と同じくらいです。

山梨県は全県が麻痺、残念な事に死者も出ました。(平成26年豪雪:Wikipedia )

しかし、ここ新潟県は豪雪の本場中の本場、ほとんどの幹線道路、町内の道路は朝のうちに除雪され動き始めたかに見えたのですが、最も大事な道路、高速道路2系統は通行止め、国道8号線はおそらく新潟県史上最大の大渋滞のひっつに数えられる大渋滞になりました。

大雪の影響 新潟県で最大10キロの大渋滞(産経ニュース)

原因は高速道路の通行止めと周辺の国道等との連絡の不備と言われていますが、小雪の年の突然の大雪が主要因、そんな気がします。


そんな雪国のいろいろな暮らしをこのnoteで見てゆきたいと思います。


辛く感じる人もいれば、楽しく感じている人もいます。

これは何処に住んでも同じことだと思います。

でも、自然に影響されて生活するって生物(人間も)にとても大事なことなのではないかと思います。

私はとても楽しんでいます。



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