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高専!

高専高等専門学校の略で、5年制の学校です。

専門的なことを学べ、非常に就職に強いのが特徴です。

また、理系の学科が多いので、男子が多く、偏差値が高い特徴もあります。

国立51校、公立3校、私立3校の57校が全国に点在しています。しかし、埼玉・神奈川・山梨・滋賀・佐賀には高専が無く、この5県では、高専の認5度は非常に低くなっています。私が住んでいる神奈川には高専が無く、高専を知らない人に高専の事を説明するのは、大変です。

現在の高専の男女比は、男子80.2%、女子19.2%となっています。

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5人いたら4人が男です。

高専では、機械系・電気電子系・情報系などを学べる理系の学科が大半です。中には経営や外国語を学べる学科もあります。そして57校のうち5校には、商船高専といい船の事を学べる学科がある高専があります。

高専に入る方法は学力入試推薦入試の2つがあります。全ての高専に推薦枠があり、その割合は20~50%となっています。一番偏差値の高い、明石高専の機械工学科は偏差値69、偏差値50を下回る学科を持つ高専は3校のみと、高専に入るのは難しい方だと思います。

高専卒業後の進路は、多くの人が就職大学編入の2つに分かれます。就職では、求人倍率が常に高校卒・大学卒を上回り、ほぼ100%となっています。大企業への就職も容易で、卒業さえ出来れば、就職には困りません。大学編入では、大学の2か3年生に編入でき、多くは国立大学です。東京大学や京都大学に入る人も多く、普通に高校をから大学に入るより、簡単に難関大学に入れ、その為に高専に入る人も多いです。

多くの高専には、が併設されています。自分も神奈川出身なので、寮に入っています。自分の学校では、全学生の3分の1が寮に入っています。寮生活は1年生の頃が1番キツイです。5年間キツイ事もありますが、楽しい事の方が多いです。自分の学校では、男子は全員1人部屋、女子は1・2年生のうちは2人部屋、3年生からは1部屋となっていて、プライベートは確保されています。1歩部屋を出たら友達が沢山いて、試験勉強も効率良く、楽しく出来ます。10代の時間を友達と常に過ごす時間は、宝物になります。

高専は、試験やレポートが大変で、留年する人も多いです。赤点が60点になっていて、留年はしなくても単位を落とし、追認試験に追われている人も沢山います。また校風が合わず、退学し、違う道を歩む人も一定数います。

高専は合う人と合わない人の差が大きいので、よく考えて入学するのが、望ましいです。自分は、生まれ変わっても高専に入りたいほど高専に満足しています。

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