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【高専人会理事からのメッセージ】持続性のあるアラムナイ活動と高専支援の仕組み化を目指して

高専人会の活動全般の基盤となる寄付・協賛及び財務担当理事の山下翔と申します。
私は都立航空高専(現在の産業技術高専荒川校)の機械工学科を卒業後、大学は経済学部に編入学、東北大学大学院を修了後はベンチャーキャピタルやコンサルティングファームでキャリアを積んできました。
自分を育ててくれた高専と後に続く未来の日本を支える人材のために何か貢献できることをしたい、という思いから、高専人会発足時から理事として関与しています。

高専人会における寄付活動の基本的な考え方

高専人会は一般財団法人という形態で通常は各理事がプロボノとして活動しており、その他最低限財団の維持運営に必要な費用や交流会等の開催、高専人を支援していくプロジェクト活動は全て高専人会の趣旨に賛同してくださった個人及び法人の皆様の寄付によって成立しています。

寄付には慈善的な意味合いもありますが、特定の期間やプロジェクトを対象として寄付活動を行ってしまうと次第に募集自体が困難となり、組織の活動自体が停滞してしまうことになります。

よって、高専人会の活動を持続していくためには第一に、営利ではない形で寄付や協賛を行ってくださる個人及び法人の皆様がこのコミュニティに参画することに「寄付以上の価値」を感じてもらえる活動を企画、成果を創出することでwin-winとなり、寄付が循環するような「枠組み」を構築する必要があると考えています。

持続的なアラムナイ活動と高専支援の仕組み化を目指して

既存の同窓会組織に課題を伺うと一番に「活動するための十分な資金が確保できない」ことが挙げられます。活動資金がない 同窓会を活性化するための施策が打てない 縮小された活動の中で参加者が離脱、といった悪循環となっており、この状況を打破するのが寄付・協賛担当理事の私の役目です。

世代や出身高専を超えて高専人会を通じて互助を促進することによりネットワーク効果が働き、各高専人会の取り組みやプロジェクト活動を活性化することで正の循環を生み出せると考えています。
法人の皆様においては「高専人」という特定のセグメントと強力な接点を持つことでコラボレーションを行うことができます。

上記のように高専人会がハブとなり、アラムナイ参加者の連携を支援するような仕組みを構築することで持続的なアラムナイ活動の実現を目指しています。

高専人会への寄付のご案内

個人の方は高専人会ウェブを通じて通年、任意の金額を寄付していただくことが可能となっています。詳細は以下のURLをご参照ください。
https://kosenjin.org/donation

法人の方は年間スポンサー契約または交流会への協賛スポンサー契約を準備しております。
詳細は以下のメールアドレスまでお問い合わせください。
特定のプロジェクト組成などのご相談も随時お待ちしております。

ここまでお読みいただいた皆様へ

貴重なお時間割いて記事を読んでいただきありがとうございました。
私自身、高専という特殊な教育制度の中で5年間という濃密な時間の中で、多くの先生や同窓生に影響を受けました。

科学技術は好きだけどエンジニアとしては生き残っていけない現実に直面し悩みながら、自分自身と向き合って最後までやり抜いたからこそ今の自分が存在していると思っており感謝しています。

現役の高専生や未来の子供達のために、微力ながら私も尽力したいと思いますので皆様引き続き高専人会への寄付も含めたご支援をよろしくお願い申し上げます。

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