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受験期1日の様子(学校あるとき)

こんにちは
そのへんにいる高専生です。某高専の電気科の不動の1位です。

この記事では、簡単に東工大編入の際の
私の1日の時間の使い方
(どんな風に1日を過ごしていたか)
についてお話したいと思います。


前回のスケジュール管理についても読んでくれると幸いです。


それでは、、



まずは、自分の睡眠タイプ(クロノタイプ)

「朝型になりた~い」でもなれない
私は深夜帯が1番集中できるんだよな
私は朝10時くらいまでが集中できるんだな

みたいな経験ありませんか?

これがいわゆるクロノタイプによるその人ごとの特性です。
クロノタイプとは睡眠タイプのことです。

そして、このタイプのうち遺伝子による影響もあります。
だから、どんなに努力しても朝型に合わなかったり、夜の時間帯になるとどうしても眠くなってしまうことがあるわけです。

クロノタイプには、


朝型 昼型 夜型 超夜型


といわれるような、大きく分けて4つのタイプがあります。
前回の記事にもあるようにきっぱり分かれているわけではなく、それぞれの人が固有の睡眠パターンを持っています。


つまり、自分のタイプを知ることで自分に合った、
生活リズム・勉強習慣・より深い集中状態
作り出せる可能性がアップします。




どうやったら分かる?

おおまかな、睡眠タイプを知るときはネットで「クロノタイプ 診断」とでも検索すれば、簡易テストを受けてざっくばらんに知ることができます。

自分だけの睡眠パターンを知りたければ、
長期休み等1~2週間ほどの時間をかけて判別する方法があるようです
(私はやってません)。


その方法は、

  • 目覚まし時計とかは使わない。起きたくなったときに起きる

  • 起きたら10分程度は日光を浴びる(軽く散歩・ストレッチ・瞑想をしてもよい)

  • 普通に生活する(可能なら、デジタル機器は使用時間を減らす)

  • 有酸素運動(ジョグ等)を15~30分程度、毎日(可能なら夕方)できたらなおよし

  • お風呂はしっかり浸かる

  • お風呂以降は、極力デジタル機器を使用しない

  • お風呂以降は、強い光も浴びない。部屋の電気も間接照明のような優しい光にする。(机上灯でもフェイスタオルをかけるだけで間接照明っぽくできます)

  • 読書でも勉強でもいいので眠たくなったときに寝る(できるだけ柔らかい光で)


というのを1~2週間ほど続けるらしいです。

すると、自然と各個人の身体にとって理想な睡眠パターンになっていくらしいです。できる人は、夏休み・冬休み・春休み等を利用して、周りの協力を得つつ、実践してみるといいですね。

ちなみに、
私は典型的な昼型に近いようです。ちょっと夜型っぽさもあるようです。




深夜帯に集中できるようには感じるのはなぜ?

夜型の人等、もとより夜に集中できる人であれば問題ないです。

ですが、私も0~1時くらいに勉強や思考をするとすごい頭が冴えます
なぜでしょう?
東工大の英語(赤本)の問題にそれらしき答えがありました。


昔から人は2回寝る時間があった。途中で1度起きる。その時間帯は0時前後。それから1~2時間ほど起きてから再び眠りにつく。その間の起きている時間はとてもリラックスしていて、瞑想している状態に非常に近い。

「東工大の英語 2015年問1」より要約


ってなわけで、0~2時くらいはたいていの睡眠タイプの人にとっては
頭が冴えている時間帯なのかなと思います。
でも、それは第一の睡眠を取っている場合。

だから、
集中できるからといって、むやみやたらに勉強するよりは、
できるだけ自分の睡眠パターンに合うような
パターンを追求した方がいいと思います。





平日(主に5年生になってから)

編入の勉強を始めたのが4年生終わってからということもあり、
私には3,4年生のときの平日の編入勉強の様子は書けません
(その時期はなんとなく授業聞いてました)。

が、

3,4年生のときは、学校生活を優先したほうがいいと思います。

席次がよければ、いろいろ有利
推薦でも卒研配属でも調査書でも。
就職に切り替えたときだって有利でしょう。

部活も頑張ってください
先輩からの情報とかもあるし、ストレスが溜まったときでも友達と話せば大抵は無くなります。いいことづくし。


5年生以降について書きます。

朝は6:30くらいに起床。
それから外に出て深呼吸・日光浴・軽い体操
そして、その日1日の理想の過ごし方をイメトレ
この4つ大事!!

できるだけ早く準備してささっと登校。


1コマ目まで(授業始まる前)インプット中心の勉強。
主に朝の習慣の英単語、もしくは化学の知らない範囲を
廊下のソファーで寝転がってやってました。
他学年・他学科からは

「なんでこいつ、廊下の共用のソファーで朝から寝っ転がってる?
変なやつやな、頭いってるんか?」

周りの学生の雰囲気

って思われてたと思います。クラスの誰もそんなのしてないですからね。
でも、そんなのは気にしない。やりたいように勉強するのがいいです。
普段から廊下のソファーで昼寝してましたからね。もしかしたら周りは、見慣れてたかもしれません笑


5年生になってからは、編入志望生は全員、授業をほとんど聞いてません。先生たちにも何も言われませんでした。ここは各先生に合せてくださいね。

テスト期間は、
テスト5日前くらいからテスト勉強をやって、欠点を回避する学生が多かったです。5,6回の授業を5日で全教科頭にたたき込む感じです。終わったら全部頭から消えます。
私も5日くらい前から始めて1位を取ってました笑


授業を何も聞いてないといっても、集中力はさすがに低下します。
(周りの声が聞こえないくらい集中してたときもあったけど。)

そんな状態ではインプットはできなかったので、
アウトプットを中心にしてました。
すでに知識のある数学・物理の演習を中心に勉強していました。
とにかくインプットはしてませんでした。


放課後は、研究室で勉強してました。

ここが時間は2時間前後しかないけど、1番頑張るところ!!
超集中して「おりゃ~」って頑張る。

だいたい3~4人くらいで集まって勉強。
基本は無言です。BGMは鳴らしたり鳴らさなかったり。

分からないときは問題提起します。
そして、ホワイトボードでみんなで議論この議論が頭に残ります。

「ああじゃないか?こうじゃないか?こう考えてもいいよね?こっちの方が簡単じゃない?」

同じ問題をいっぱい考えて、違う考え方を聞いて、その場で理解しようとするので、頭に残りやすいです。
よくいう、「教えるのが1番いい」ってやつに近いですね。

問題提起して一瞬で解かれると悲しくなりますが、
それもまた悔しさゆえの原動力に。

先生が帰る時間になったら下校。


夜ご飯食べてお風呂。お風呂はしっかり浸かってリラッ~~クス!!
しっかりと深部まで温めましょう。ちょっと冷水浴びて終わり
お風呂のリラックスタイムはしっかりとった方がいいと思います。
5~10分程度は無心でお湯に浸かるようにしてました。


お風呂上がり90~120分ほどで就寝するとより良い質の睡眠になると言われてるので、そうなるようにお風呂を入るか、就寝時間を調整してました。

お風呂入ってからは、インプットをメイン
その日の目標まで到達してなかったらそれを優先してやりました。

就寝時間45分前くらいになったら間接照明だけに。
部屋を暗めにして、脳をだんだん睡眠モードへ。間接照明がなかったので、ライトにフェイスタオルを柔らかく巻いてました。
15~30分前になったら、
その日やったことのフィードバックと、明日何するか?を適当に考える。

ベッドでは英単語もしくは英文解釈の本

寝る直前は、5分程度の瞑想をしてました。




休日

土日は基本的には同じ過ごし方です。家で勉強することが多かったです。

ただ、土曜日は朝5:30頃に起床して、散歩がてら神社まで行ってました。
特に何かをお願いするわけでもなく、

「1週間ありがとうございました。来週も頑張ります。」

とだけ言って帰ります。
神社なら木々が多いので森林浴したり、その中で瞑想したり、
とちょっといい感じの朝を送ってました。
周りの人に見られることもあってちょっと恥ずかしいときもあるけど、
神社行くとリラックスできてストレスもなくなりました。

日曜日は平日よりも30~60分程度遅く起きて睡眠時間を確保


朝ご飯(自分で作ったり作らなかったり)までは、
外に出てストレッチ・瞑想して、英単語とかの朝の勉強
もしくは1週間でやった紙を見ながら復習


それからは
午前2~3時間。午後4~5時間。夜1~2時間程度。
机の前にいたと思います。
だから勉強してるのはだいたい5~7時間前後ですね。


勉強中は自然音を流しっぱなしにしていることが多かったです。
ポモドーロとかもやってみましたが、私には合わなかったので、
自然音流しっぱなしで集中切れるまで勉強して、
切れたら5~10分程度、遠くを眺めたり、水分取ったり、瞑想したり。


午前中に、数学 or 物理。午後に、物理 or 化学。
夜に、できなかったこと と 英語。

という感じでした。
英語は別として、1日2分野くらいまでに絞っていたと思います。


また、1週間の復習もしていました。
何かを身につけるときは、反復が大事だと思います。

だから、やりっぱなしではなく、
できた問題もできなかった問題も
目を通すだけでいいので、復習することをおすすめします。

やった日に復習しても大抵覚えてるので
1週間後とか期間を空けて復習するようにしてました。





気を付けていたこと

運動を定期的にすることです。

最低でも、
平日に1回、休日に1回

ジョグ等の有酸素運動を15~30分してました。
有酸素運動のメリットは調べたらたくさん出てきます。


1週間のうち30分を勉強に費やすか?運動に費やすか?

でいうと、運動に充てた方が総合的にいいと思います。

どうしても忙しいときは、
その場ジャンプを1~2分とかでもかまいません。
とにかく何かしらは運動してください。


また、私は、iPhoneのオートメーション機能を利用して、

「~~時になったらこの曲を流して、一日の勉強終了。おつかれさま」

とか、

「目覚まし止めたらYouTube開いて体操音楽流す」

みたいにして、強制的に習慣化したいことを実践してました。


ウルフルズさんの「笑えれば」がおすすめです。
「どんな結果になったとしても、試験終わったときに笑えるように。
今日お疲れ様。明日も頑張ろう!」
って思えて元気もらってました。


どんなに忙しくても、
睡眠時間が6時間以内になることは絶対にないようにしてました。





終わり

ここまで、私の受験期の1日の様子を書いてきました。

特別、勉強時間が多いわけでも(むしろ少ない?)ありませんでしたね。


勉強時間増やしたいよ~って人は、まずは

「自分が1日を1時間ごとにどう過ごしているか?」

1時間ごとに書き出してください
(もっと具体的に書いてください。15分ごととかでもいいです。)

9~10時:YouTubeみてから勉強
10~11時と11~12時:勉強
12~13時:お昼ご飯
13~14時:お昼寝とだらだら過ごしてた
14~15時:ちょっと集中できてなかった
15~16時:休憩。スマホ触ったらあっという間に30分経ってた。
・・・

すると、

「うわ~、これ無駄な時間じゃん。私、この作業にこんなに時間かかってるの?」

みたいなのが分かると思います。


それでは、

不定期な次回の更新を楽しみにお待ちください。
お気軽にコメントもお願いします!


次回は、編入勉強期間の1日の様子(長期休み・受験直前)
ついて投稿したいと思います。


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