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ひかりのいたずら

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大気光現象、身近な光や色の現れ方についてのノートです。
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2020年12月の記事一覧

色の水玉と、見え方の話

色の見え方には個人差がある。
詳しい統計や研究を見たことがないけれど、たとえば、藍色と青紫との区別がつきにくい、深紅が見えない、赤と緑とが区別つかない……などなど、それらの程度や組み合わせを考え始めると、百人百様というべきだろう。

そうした個人差がある一方で、色を使っての表現や標識は作らないと、我々自身も不便。
そのとき、他の色と見分けられない人が少数ならば(たとえば人口の1%くらいなら)、区別

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