日本の手つかずの山地を活用できないか考える

はじめに

日本の国土は2/3が山地です
そして今現在日本の山地部分はほとんど手つかずの地域になっています

江戸時代までさかのぼれば昔は木材需要がすさまじく森林資源をしっかりと管理しなければ全国各地がはげ山になり日本の原生林の96%が消え失せたほど山地は活用されていたのに、今では活用しなければ無用の地になり果ててしまっています

そしてさらにけしからんのは、活用しないばかりではなく、無計画に植林された杉が花粉をまき散らして被害まで出しています
これは大変けしからん話です

今のご老人達の過去の置き土産は数多くあれど、このありがた迷惑な置き土産はなんとかしないといけないモノだと思います

ただ、悪態ばかりついていても仕方ありません
今回の場合は、森林資源を用意してくれたという部分もあるので頭を使えば全員がハッピーなルートを模索することができます

自分が思うこうすれば、今ある山地を全員ハッピーに有効活用できるんではないのかと思うアイデアを上げてみます

お城の木造再建に利用する

まずは今ある山地の木材を使用する案を上げます

日本は世界で一番観光地力が高いのですが、それを活用してお金稼ぎに結び付けられていない節があります

お城の木造再建は山地活用と観光資源の両輪で回すことができる個人的にはさっさとやらんかいと思うアイデアです

江戸時代や室町時代や鎌倉時代など各時代をテーマにした町をどこか過疎化している市町村に作ればよいと思っています

たとえば、モデルケースとして、小田原あたりでやるのが一番良いと思っています
小田原城をまずは木造再建します
そして、城だけでなく、小田原に古い町並みを模した大きな城下町を再現するのです
そうしたら観光地としては最強になると考えられます
一夜城で有名な石垣山城もついでに再建しましょう
日本の杉の木をバンバン使うことを重視して作れる歴史的建造物をいっぱい作りましょう

なぜ小田原がいいのかというと、都心に近いので、アクセス面が最高ですし、箱根伊豆にも行くことができます
観光地の能力ポテンシャルが元々、非常に高いので、小田原の町一個を歴史的観光資源にしてしまえば、最強の観光地となるでしょう
これは成功する未来しか見えないので、一度小田原で成功モデルを作って他の市町村に波及していくことを考えたらいいと思います

小田原で成功して他の街が続けば、これでかなりの杉の木を使うことができると思われます
杉花粉の問題も消えてハッピーですね

実のなる木を植える

上はまず木をとりあえず使おうというものです
しかし一過性で終わるかもしれません
しかも、木を切ったら、新たに植えなければなりません

そこで、木を切り倒した場所には当然次の木を植林することになりますが、また杉の木を植えたら花粉の問題がまた出てきます
なので、ここで植えるのは実のなる木を植えることにしましょう
こうすることで、山で農業の役割を担うことができます
さらに、建材として使えるような樹だとさらに有用な山の使い方になれるでしょう

なので、杉のように建築資材としても使うことは出来るし、毎年実がなって建材として使わなくても実をならしてくれる樹を植えましょう
基本的には放置していてもよいような種類の木だとなおよしです
最悪放置していても、山に実が多くあれば熊が農地に降りてくる農作物の被害は防げると思いますし、基本的に実のなるシーズンは、簡単な手続きをすればただで果物を持って行ってもよいようにすれば強欲な人たちが勝手に果物を持ち帰ってくれるでしょうし、果物が放置されて荒れるという問題も起こりにくくなるでしょう

実のなる木の近くには簡素な罠も仕掛けておいてジビエとしての野生動物を確保しておいてもいいと思います
捕まえてもイノシシやクマやシカなどはそのままつないでおけばいいと思います
捕まえて放置していても果物や果実のなる木の下ならある程度、それでその野生動物も生きていけるでしょうし、食べたいなどの人が現れたら簡単な手続きで勝手に持って行ってもらえばいいと思います
いざというときの非常食にすればいいと思ったりします

これのメリットとしては山地がいざという時の食糧庫になりますし、木材貯蔵庫にもなります
そしてスギ花粉が少なくなります

これはやるしかないのではと思います

ドローンを有効活用する

また、これは完全に妄想ですが、実のなる木を植えても果物の管理はその土地の持ち主で行いたいなどのケースがあると思います
まあ確かに誰でも果物を持って行ってもよいよとすると、想定通りに使われずに荒らされるケースも発生したりすることもたしかに考えられます

その時はドローンを使って果物の回収は出来ないでしょうか？
これができたら一番最高の気がしますね

ドローンを使えば、簡単に実を取る作業を行えたりそのほか人間がしている作業もかなり代行できるのではないのかなと思います
とにもかくにも、林業って人がもう全然やってないので、誰か天才にドローンのようなロボットなどを作ってもらって、ものすごい効率化を目指したらいいと思うのです

とりあえず反対だけはやめてほしい

こういう意見を述べると、山林所有者とかから反対意見が上がったりすると思いますが、個人的にはもう無視して、誰かひとり天才が考えた山の最高な使いかたをそのまんまやってしまえばいいと個人的には思います

とりあえず、改善の一手を考えているひとの意見をとにかく試させるべきなのです
今のまま放置というのが一番ダメです
なぜなら、無害であれば放置していても良いと私も思いますが、実際は杉の木が花粉の問題を引き起こしています
何か対策をしないといけません
それを所有者が何の対策もせずに反対とするのは間違っています
そういうのは、人に迷惑をかけておいて、自分の利益のことしか考えていない人間と思わざるを得ません
人間として終わっていると言っても良いでしょう
何らかの対策を施さなければならないのです

なので例えば、僕という天才の意見をあくまで述べると、とにもかくにも杉を使わないなら別の木を特に実のなる木を植えるべきという意見は最も完璧な意見だと思います
なにより
しかも杉は実際他の人に迷惑をかけています
ですので山の所有者は何かこれに関してはアクションをおこす義務があります
良い提案があれば森林の管理者は乗る責任があります
例えば、実のなる木を植えようとかですね

もし実のなる木を植えたら、山の管理がめんどくさくなってしまうなどという理由で断るのであればすでにある杉の木をまずは有効活用しろという話になります
他人に迷惑をすでにかけているのに自分が迷惑を掛かるかもしれないからと言って断るのはムシが良すぎると思いませんか？
選択肢はYesしかありません
つべこべ言うなら、今ある森林資源を活用しろと思います
特に花粉を減らしてくれればいうこともありません

いいアイデアがないなら、協力しましょうやと思いますけどね
悪いようにはするつもりはないです

おわりに

もっと素晴らしいアイデアがあれば聞きます
とりあえず、この花粉をどうにかしようぜ