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仕事なんてつまらんものと思ってたけど、どこでやるかだれとやるかで全然考え方って変わるよな~って話

はじめに

転職はいいぞ~~

転職はガチャであるが、当てると仕事観が変わるくらい人生において大きなイベントである

今回はそんな話をつらつらとしてこうとおもう


仕事は面白くするもんだ

確かにそのとおりである

しかし、仕事とは本来しなくていいものである

だってよく考えてみよう

仕事とは自分が生きる飯を確保するためにすれば十分である

しかし、現代人で自分の生命維持のための直接的な営みを仕事にしている人などいない

そういう営みをしている人間は自給自足生活なんていう、変わった人扱いを受ける始末だ

じゃあ、今ある仕事のほとんどは何だろう?

極論を言えば、現代の仕事のほとんどは、誰かのどうでもいい面倒ごとを代わりにやってあげる営みである

よくよく考えたらお菓子なんてなくたって生きていける

誰かの豊かな生活を支えるために僕らは仕事しているのである
しかし、社会はうまくできていて、みんなが働くとみんなが豊かになれるのである

石器時代に比べて現代がどれだけ豊かか、論じるまでもないだろう

結局仕事というのはめちゃくちゃいいことなのであるし、豊かな社会を維持するためには必要不可欠なものである
なので、仕事の意義とか考えなくても大局的に物事をとらえたら思考停止で仕事しても結局幸せにつながるのである

しかしそれは全体で物事を考えた場合である

自分個人に話を戻せばまた話は変わってくる

仕事とは結局他人を豊かにする行為である

仕事の結果、自分が豊かになれるかは他人に依存してしまうのである

それって悲しくないか?

仕事とは世の中が利他的な人間で占められていて初めて成り立つものである
現代のように、利己的なフリーライダー人間だらけだと社会は破綻するのである

おい、聞いてるか?
お前らジジババのことやぞ
病院は自分の金で行きましょう

さて、話が脱線してしまう
もとに戻そう

思考停止で仕事をしていたら、自分の幸せは他人に依存してしまうのである

昔のように全体主義が蔓延していて、少しでも他人と違うことをすれば矯正されていた時代だったら、思考停止で仕事をしていてもよかったであろう

他人も自分を幸せにするために仕事をしてくれるからだ
抜け駆けしようものならそれ以上の報復を受けるから仕事をしてる方がいいという社会的な圧力がかかっていた

この社会では、なんにも考えずに仕事をしていても他人が自分をしあわせにしてくれるという前提が成り立っていた

しかし、現代はそうではない

さきほども申したように団塊ジジババのようなフリーライダーがうようよいるので、他人が自分のために働いてくれる、つまり、幸せにしてくれるという前提は崩れ去ってしまっている

つまり、仕事に自分自身で意義を見出さなければいけないのである

逆に思考停止で仕事をしているのであれば、それは単純に上記のようなう〇こ製造機どもの養分にしかならないので仕事なんてやらない方がましなレベルである

じゃあ、思考停止の君もう〇こ製造機になるか?

そんなのは人として終わっているだろう

個人的には、別に人として終わっていてもいい

しかしそれは獣である

生物として生きることを選ぶのであれば私は止めはしない

現代はいい社会だからフリーライダーも鳥獣愛護法で保護されている

保護された身分を存分に活かすのも一つの道である

しかし、獣は獣である

宅地に現れる害獣は駆除されるだろう?

そういう扱いを受けてもいいなら別に獣の道に行けばいい

もしくは愛護団体のペットにでもなればいい

でもさ、これって惨めじゃない?


現代はいい社会だからいろいろオブラートに包んでいってくれるよ

君の人生は悪くないだとか、高齢者は今の日本の基盤を支えたとか、なんだとか言ってくれる人もいっぱいいる
現実を直視できない人にとってはいい時代だよね


でも、現実がちらちら見える人にとっては、みじめだと思う

結局、首輪がついてたり、ついてなくてもなにかやらかしたら銃口をいつでも向けられたりするのだから

それって、囚われてるとしか言えないよね

囚われた範囲で幸せを獲得できる人間ならいざ知らず、人間ってそんなに自分を律することができない

というか、それほど自分を律することができるなら、そのような囚われの身分に至る必要もないのである


だいぶん話が脱線したが、詰まるところ、現代において、結局仕事というのは、自分で面白くしなくてはいけないのである

逆におもしろくない仕事はしてはいけない

もはや、現代において仕事とは、面白いか面白くないかですなわち、するかしないかを判断するべきものなのである
ゼロかイチの話である


仕事がつまらないと言うのはとんでもない間違いを犯しているといえよう

これに気づくまでに自分は随分時間がかかった


今の仕事はまずまず、少なくともツラくない

じゃあ、自分の今の仕事はどうなのかと言うと、めっちゃたのしぃ〜!!!!とかではない

でも、全くツラくない

完全ストレスフリーである


楽しい瞬間もある

やはり、自分で専門性を決めて入った会社なのでその業界で学んだ時に糧になっていると思える瞬間がある


ITはインプット資料が資格試験教材みたいな実務でなんの役に立つんだというようなものばかりしかないが、本業を生業にした業界は公式のマニュアルからそもそもケーススタディを書いている

具体的なシーンでの考え方、理論の適用方法が事細かに書かれている

IT業界にいて、こんな親切な資料なんか見たことないぞという感じの気分になった

例えば、ブログサイトを作りたかったらその作り方の手順を事細かに書いているようなものである

ブログサイトくらいだったら探せばネット上に記事はいくらでも見つかるが、より業務よりのテーマになってくるともはやてんで見つからない


かゆいところに手が届くかどうかの差が段違いだったのである

まあ、今いる業界が規制産業が故に法律でゴリゴリに縛られているからと言うのもあるかもしれない

日本はホワイトリスト型の、やっていいことだけ明記する仕様になっているので事細かなケースについて一件一件記載されるのであろう

自由な環境ならITは仕事に使うには最高のツールだろうが、仕事はつまるところ制限だらけの環境で抜け穴を探してやりくりするのが実状であるので、最初からこうやれと書いててくれるほうがありがたいのだ


少なくとも自分の興味のないことにリソースを割くことは無くなった
また無理して出社や、無理な期限を引かれることもなくなった

随分減ってきてはいるがやはりSIerはビジネス感覚ゼロみたいな客がたくさんいる
SIerもSIerでそんな客にホイホイ合わせて奴隷をズブズブやってたりするので、そのような客を相手にしなければいけない部署にいくと一気に仕事がつらくなる

部署ガチャが大いにある

まあこれはどこの会社でも同じであろうが、自分は転職前後半のキャリアは部署ガチャに思いっきり失敗した

上層部のぐだぐだに付き合わされた挙句に、ちょっとの間だけだからといって、アカン部署で修行してこいと言われたらやる気を失うだろう

ぐだぐだで給料がもらえてたのはいい身分であるしありがたかったが、だからと言ってぐだぐだしてた分を巻き返せと言うのもおかしい

そんなので人はついてこない

将来のキャリアが明るいという確定演出か現時点でのメリットが示せなければモチベなんてあがるわけがない

将来の明るいキャリアなんて今時誰も示ないので、現状生温さを示せる会社をどんどこ探したほうが若者にとっては最適解になっている

今時先の見えない未来に向かって下積みしろなんて流行らないのだ

自分は合理的な選択肢を取ったまでである


またまた、話が盛大に横道に逸れたが、言いたいことは単純で、今の仕事はとてもいいってだけの話である


仕事はいいって思えるようになったのはやはり環境

誰でも言えちゃう中身スカスカな話で恐縮ですが、やはり本質でもあると思うのでやはりあえて言いましょう

やっぱり、仕事は環境が大事である

世の中キャリア論は自己責任論が蔓延しているが、自己責任など最後の詰めの一手である
自分個人でできることなんてたかが知れている

というか、そもそもキャリア論の考え方が根本的にずれている人間が多い

キャリア論を論じるならまずは理想的なキャリアというものを描かなければいけないが、仕事において最も優れたキャリアとは何かという問いに対して普遍的な定義はこのようにできるはずである

最も優れたキャリアとは、莫大なビジネスリソースを動かす能力を有することである

ビジネスリソースというのは端的に言ってヒトモノカネである

もっと簡単な言葉で言えば要は権力である

要はキャリアを極めるということは権力を手に入れるための活動なのである

どれだけの権力が欲しいのかは人それぞれ違うので人によって到達点は異なる

しかし、権力の行使には必ず他人が必要である

権力は使う側、使われる側で立場が変わってくるが、基本的に下積みと見なされる若手は使われる側である

つまり、仕事環境は使う側の能力に思いっきり影響される

自分でなんとかしたところで結局使う側にならなければならない

つまり革命?
それも悪くない

でも革命なんてって流行らないよね今の時代

なので、構造自体は変わらない
使われる側の立場であることが変わらないなら使う側を有能な人物に選ぶのが最適解となる

幸いにも今の時代、使われる側もご主人を選ぶことができる

転職である

権力の行使は他人が必要である
だから使う側はどうにかしてあなたを繋ぎ止めようとするだろう

しかし、部下に見限られた時点で上司の負けなのである
部下だって権力を欲しているのだから世の中は戦いなのである

より良い環境を用意できる主人のもとに行こう
その主人はより強い権力を手に入れられるし、あなたもより良い待遇が得られるならwin-winである


なんか話があっちこっちに行って霧散しつつあるが、またまたまとめると、結局仕事は環境が一番大事なんやぞって話である

今、キャリアで閉塞感を感じているなら、外の世界も見てみるといいよと自分は言いたい

日本ですら、もうすでに転職は当たり前の時代になっている
コロナ前後で、もはや世界は思いっきり変わった
今転職はやばいぞとか教え込んでいる企業は間違いなくろくでもない会社である
特に、今の40歳以下で、最後まで1社で勤め上げて得になる企業は皆無だろう
なんとなく惰性で52歳くらいまでいてしまって、退職金などを人質に取られてもう転職の方が金銭的に損だという状況に置かれない限りは、転職を機に下り坂の人生を転がり落ちるなんていう展開はほぼないだろう

事実、自分の今の会社には、転職なんて人生終わりみたいな価値観をいまだに刷り込んでいる金融機関からの転職者がゴロゴロいることからも、転職なんて全然大丈夫やんけという確証がある

まあなんだかんだみんな転職してるよね〜ってノリのIT業界ならいざ知らず、退職者🟰裏切り者のレッテルを貼られる金融機関での転職である

さぞ勇気がいただろうし、ものすごいことだよなと思った

しかも、金融機関のキャリア観ってめちゃくちゃ嘘つきだし、時代錯誤すぎるじゃんねと思わせられまくった

金融機関からの転職勢、人生全然終わってない
どころか、あんな閉塞した空間から出られてめちゃくちゃスッキリした、みたいな感じである
少なくとも後悔なんて微塵もない!という人しか見たことがない

やはりそういうのをみると、仕事は環境がめちゃくちゃ大事なんだな〜と思うのであった


転職は正義

まあ僕の主張は、自己正当の側面もありますが、それでもやはり客観的に見たって転職は正義だと思われます

別に単に仕事する場所変わるだけだしね

誰かの大切な何かを壊すわけでもなく、単なる移動です

それをいまだに大ごとにとらまえている、JTCのほうが感性が"変"だと思いますね
やはり

親子みたいな考え方なのでしょうが
子供は別に親を選べませんからね

親の心子知らずってやつです


従業員は親子であるという考えなら、なおさら、僕はこう言いたいですね

可愛い子には旅をさせよ


終わりに

またまた文章書いていると、もう5000字です

めっちゃ書いたね〜

ここまで読んでくれる人がどれだけいるかわかりませんが、こんな駄文でも読んでくれてありがとうございます

キャリアってほんと難しいですよね〜

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