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百名城登城記録No.61~70

趣味で百名城をめぐっています
数年前に行った写真を整理して保存していたのでローカルに保存しておくくらいならブログに掲載していこうという意図の記録です
まだ百名城を全制覇していないのでところどころ抜けているお城もありますが今後登城した際に追加していこうと思います

No. 51~60はこちら

No.61 高取城

写真がありません
日本三大山城に数えられているお城です
今は途中まで道路が通っているのでバイクや車があれば山城の登場もそれほど苦にはならないですが、当時の歩き縛りではとてつもなく大変な山城だということが分かります
というか城といっていますが、基本的には山で要所要所に防衛施設がある感じの城になっています
今は道が整備されていますが、道がなければ完全に迷うこと間違いないです


No.62 和歌山城

和歌山城です
趣のある天守が復元されています
江戸御三家の一家があるところ紀州ですね
ちなみに紀伊は元々、木の国という国名だったものを、漢字二文字に改名するように御触れが出たことで現在の漢字が当てられたそうです
元々の名前は結構わかりやすいですが、ただ機能的すぎて味気のない気もしますね
個人的には雅字で書きなおされた紀伊の国の方が好きです
情緒あふれる響きを感じます

堀の水はちょっと緑ですね
池の水抜いてみたが来た方がいいんじゃないのかと思ったりします


No.63 鳥取城

鳥取上も大した写真がありません
秀吉の鳥取攻め(鳥取の渇(かつ)え殺し)の話を聞くと、戦国時代の中でも屈指のやばさがあります
この時代、この地域に住んでいたらさぞこの世の中を恨んでも恨み切れないほどの地獄が広がっていたのだろうと思います

現在鳥取上にあるのは謎の洋風の建物が残っています
お城といえばいかついイメージですが鳥取城はおしゃれでした

ところで鳥取といえば砂丘ですね
観光地だからかいつ行っても人がいる印象です
ラクダに一度乗ってみたいですね

No.64 松江城

現存12天守です
いろんな角度からどうぞ
本丸には天守がドーンと建っていて周りには何も置いていない感じがいいです
お立ち台としての石垣の高さも高く、こちらは地下室になっています
ぱっと外から見た時の階数を欺くための仕様だと考えられています
大きな破風が存在感をものすごくアピールしてきます
殿様は目立ちたがり屋だったのかもしれません
松江のすぐそばには宍道湖があり、シジミが名産だそうです
シジミは殻に対する実の量が少ないので、なんか損した気持ちになったりしますが、よくよく調理の手間を考えると手間がかかる分、外食で誰かに作ってもらった方がコスパがいいんじゃないのかと思うようにしています
また私鉄が松江城付近から出雲大社まで伸びているので、時間があれば出雲大社にも足を延ばすのがいいと思います
ちなみに正月に行くとお店は全く開いていないので、正月とかの時期に行く場合は事前に調べていくことをオススメします


No.65 月山富田城

ここも大した写真はないですが、くねくねした道を登山する感じで登ると頂上に着きます
頂上に行くまでにくねくね登るので上に敵がいたら間違いなくやられます
古くはこのあたりがものすごく栄えてたというので時代の流れというのはダイナミックだなと思います
尼子氏の居城でした
写真の石垣見た目が個人的にイケてるなと思います

No.66 津和野城

どんなお城だったか全く覚えていない津和野城です
ちゃんとした写真は撮っていないです
ここも昔はかなり栄えていたとのことです
一桁国道の最後の番号、国道9号線をつらつら行くと途中にあるスポットです
国道9号は萩の方を通らずにこちらを通っているのはなぜか少しこの辺を通った時に疑問でした
ちょっと調べてみたいですね


No.67 津山城

B'zの稲葉さんの出身地津山です
まあB'zあんまりよくわかりませんが……
他で言うと津山三十人殺しでも有名かもしれません

津山城、なんといっても石垣の組み方が面白いです
ピラミッドのように3段構え下段、中段、上段の石垣構成になっています
規模が大きくすさまじい土木建築だなと思います
登っていて楽しいです
小ボス、中ボス、大ボスのような攻略をしている感じが感じられます
やはり西日本にくれば来るほど石垣が面白いお城が多いですね
中国地方は花崗岩の石が多く露出しており、より石には恵まれているのでしょう



No.68 備中松山城

現存12天守の1角です
歩いて登りましたがすげえ大変です
駅からふもとまで遠くふもとから天守までも遠いです
また最寄り駅は備中高梁駅です

天守は小さいですが、威厳があってかっこいいお城です
入口を含めてとると映えます
石垣もなかなか規模が大きく角が作られ、攻める側はいたるところで攻撃を受ける形になっています
上から見ると城下が見下ろせる形になっており、ふもとから見上げるとすごい高い位置に城があることが分かります
好き好んで攻めたいとは思えないお城です


No.69 鬼ノ城

名前がかっこよくて好きです鬼ノ城
白村江の戦で大敗した日本軍が唐の軍を迎え撃つために作られたとされる城です
こういった城が瀬戸内周辺を固め、九州の玄関口では水城を築いて中国軍の畿内への進行を防ごうとしていたらしいです

鬼ノ城のハイキングはとても面白いです
1周しようとすると1時間程度かかります
かなり規模が広く、大和朝廷の影響力は思った以上に大きかったんだと実感することができます
ちなみに朝鮮との交易は大和政権にとって鉄器などの技術を取り入れるために非常に重要だったようで、だからなのかとても朝鮮式の建築様式が随所に見られます
このころは朝鮮半島と日本は近かったんだなと感じますね
疑問なのは版築などの技術は残ってもよさそうだったのに、後の時代では日本ではあまり使われなくなっているのは疑問です
石垣や石畳なども整備されており、7世紀ごろにはすでに石垣の技術があったことに驚きです
こういった古代の石垣を見ていると、実は石垣技術は7世紀あたりの時代に一度完成されていたが、一度廃れて戦国時代にもう一度独自に発展したのかという気がしたりします
特に対馬の金山城などを見ているとそういう気がします



版築
地層に見えるのが面白い

No.70 岡山城

岡山にある岡山城です
鉄筋コンクリート造りの復元天守ですが、日本で数少ない木造復元することが可能とされている天守の一つです
木造復元には文科省の許可が必要で、厳しい基準が設けられており、その基準をクリアできる可能性が高いとされている地味にポテンシャルが高いお城です
ちなみに他は名古屋城、福山城、広島城、が有力な木造再建のお城として有望視されています
木造再建はほんとにやってほしいですね
観光資源としてもものすごく活用できるのでやるべきだと思います
よくわからない浪費に税金をつぎ込むくらいなら、こういったことにじゃぶじゃぶと税金を使った方が有意義なのになと思います

岡山城は黒くて渋い雰囲気もいいですね

シャチが目の前に見えるのでいいですね


長くなったのでいったん区切ります
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