後輩たちの希望の星? 俺が?
筋ジストロフィーを患い、車椅子で生活をしている私は、現在県内の大学へ通っている大学生だ。介助が必要な障害者を受け入れた例は私が初めてで、新聞やテレビでも何度か取り上げられたことがある。
その新聞やテレビを見た支援学校の後輩の親や障害児の親は口を揃えて私のことを「希望の星」と言ってくる。
この言葉を聞いて、嬉しさはある反面、「自分はそんなに大それた人じゃないのに…」と勝手に辛くなる時がある。この「希望の星」という言葉は自分に使うにはもったいない言葉のようにいつも感じているか