見出し画像

植物の生命力

 見出しの写真はプランターの隅に、折れた桜の枝を挿して植えたもの。ペットボトルの上の部分5cm程度を切ってキャップを外し、逆さにして土を入れて枝を挿してある。

 桜は5cm程度の小さな折れた枝先だ。私が不用意に折ってしまった枝先で、捨てようと思ったが、もしかしてこんな小さな枝でも根付くかもしれないと思い直して植えてみた。

 植物の中には一枚の葉から再生する草もあって、私はいつも植物の生命力に驚かされている。

スーパーで買った小松菜の葉を食べて植えたもの

 スーパーで買った小松菜の食べ残しで、ほとんど根だけになったものを去年の11月頃に植えたら育ってきて花が咲いた。

豆苗の食べ残しを植えたものも花が咲いている

 小松菜の根の部分を二株植えたが、写真手前の株は芽を出さずじまいだ。しかし、まだ根は張っているようで、もしかして暖かくなったら何か変化が起きるかもしれないと期待してそのままにしてある。

 写真の真ん中あたりに紫色の花を咲かせているのは、豆苗の食べ残しで、元気そうな種を植えたものだ。

 好奇心でやっているだけで、更にこれから種を取って育てようとまでは考えていない。野菜を育てるのは結構大変だ。現に、小松菜の花の一部にアブラムシが大量にくっついている花があるのが写真でも分かる。汚く茶色に見える部分だ。

 殺虫剤の噴霧までして世話をする気は無いので、アブラムシのくっついた花の部分は切って捨てる。それでもアブラムシが全体に回ってしまったら、根こそぎ捨てる事になるだろう。

 豆苗は種を付けたら食べるつもりだが、私は興味本位で植物の生命力の強さを試してみたいだけなのだ。

 もし、桜の小枝が根付いたら……、しばらくは育ててみる。しかし、すでに鳩の糞と一緒に運ばれてきたと思われる桜の種から育てた木が一本、鉢植えにしてある。この枝の本体の木だ。だから、二本目の桜をベランダで育てる余裕は無い。

 強い生命力で桜の小枝が育ってきたら、何かしらの対策を考える。

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