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特別編 イタリア旅行記-その9 ローマ

9−1
ローマ付近で高速道路は渋滞、でも遅れずに19時にはウナホテルデコローマに到着。部屋の感じは一番広くて、お湯も良好。30分後リストランテに出発。途中、コロッセオ付近を通過、夜もきれい。リストランテは昔の洞窟を利用しており、そこでカンツォーネディナーだ

夜のコロッセオ きれいだった
昔の洞窟を利用したリストランテ

9−2
カンツォーネの歌手の方がとにかく延々と歌ってくれる。よく知ってるオーソレミーオとか帰れソレントへとか、曲名は思い出せないけど、とにかく休みなしで10曲くらいぶっ通しで歌う、食べて飲みながら、曲終わるごとに拍手。楽しいけど食べるのを忘れそう。

カンツォーネを延々と歌ってくれる 生歌唱

9−3
メニューは生ハム、サラダのプルスケッタ、2皿目はカネロニという径が太い中空のパスタにミートソースを絡めたもので、Buono! 赤ワインが弾む(テーブルに何本かあらかじめ用意、グラス4杯、飲みすぎた)メインは牛oxテールの煮込み。いいね。最後はケーキ

生ハムとサラダのプルスケッタ
カネロニ 中にミートソース、チーズがかかっている
テーブルに何人かで共同で飲むワインが。みんな飲まないのでぐいぐい飲んでしまった
セコンドピアット メインはoxテール
ドルチェはフルーツのケーキ

9−4
夕食後ホテルに戻る。この頃イタリアでもcovid-19急拡大が騒ぎになり始め、現地テレビやBBCでそればっかり放送。リフレッシュ休暇できているので、僕はWiFiにもつながず世間のニュースをあえて見ていなかったので、初めて知った。日本がどうなったかも知らない。

9−5
最終のローマは2泊。2日目、朝からミニバンに乗って市内観光へ。まずは独立国家バチカン。とても広い。正直何を見ていいのか、短時間では難しい。無神論者だし、でもとにかく圧倒されるスケール。この翌日ローマ教皇が演説をするので広場に会場を設置中。

バチカンを訪れるのは新婚旅行以来2回目
なんかわからないけど、きっとすごい

9−6
お昼は、リストランテでカルボナーラ(好きじゃなかったけどやっぱりうまい)とサルティンボッカ、ケーキ。必ず最後は甘いものをイタリア人は食べる。意外だが、何回かイタリアで食べた中で初めての細麺。1.6mmくらいかな。他は全部2.0〜2.2くらいあった。

細麺のカルボナーラ

9−7
午後はまず古代の遺跡フォノ・ロマーノを少し見た後、コロッセオに入場。25年前にも来たが、改めて見るとすごい建物。外側と中側を見た後、ミニバンでトレビの泉に移動。25年前もコインを後ろ向きに投げて、また来れた。一応、今回も後ろ向きで泉にコインを投げる

コロッセオ、迫力がすごい
内側から見たコロッセオ
トレビの泉 また来れますように、背を向けてコインを投げる

9−8
さすがに人が多いトレビの泉でマンゴー&ピスタチオのピッコロジェラートを食べた後、ローマの休日で有名なスペイン広場へ。今はここでは座ることはできない。最後にローマ三越へ。日本語が通じるので安心。Venchiのチョコを少し買う。16時解散ここからフリー。

スペイン坂 今は直接は座れない

9−9
フリーでは夕食に2人だけでリストランテへ行くことになっている。これも日本で事前予約済み。ただ、今回はお昼のメニューと、リストランテの夕食のメニューが被っているとのことで、添乗員さんがリストランテまで一緒に行ってメニュー変更を交渉してくれることに。

9−10
ということで、添乗員さんと待ち合わせの時間までに、三越からホテルまで戻ることにしたが、途中で見事に迷子。今回は本当にやばかった。なんせ、ホテルの外観を覚えていないし特徴がない。地図を見ながら5回以上地元の方に片言の英語で訊きまくり、冷や汗の到着。

9−11
そんなこんなで18:45、添乗員さんと3人でタクシーでリストランテ ピッコロ・モンドへ。交渉の結果、メインは変えられないが、第一の皿はペンネアラビアータとボンゴレビアンコに変えてくれることに。ありがとうございます、M松さん!

日本で予約したリストランテ、ピッコロモンド いいお店

9−12
添乗員さんはここで別れて、僕ら2人だけで食事。僕らが席に案内された頃、アメリカからの大量お客も入店。けっこうな音量で騒がしい。すると、お店の方が気を利かせて、romantic room!と言って静かな場所に移動させてくれた。
ここの店員さんも気さくに話してくる

9−13
ジャパニーズと言えば、オイシイ?と必ず訊いてくる。そこで必殺のBuono!でニコやかになれる。ただ、ここのボンゴレビアンコはちょっと日本人の口には合わないんじゃないかな。メインはサルティンボッカとタラの甘酢料理。グラスワインを飲みながら食べていく。

ペンネアラビアータ
ボンゴレビアンコ これは口に合わなかった
サルティンボッカ おいしい
つれあいのセコンドピアット タラの甘酢煮

9−14
デザートはチョコケーキというより、チョコそのものと、プリン。そしてエスプレッソ。一応チェックプリーズ、食事代はすでに先払いしているのでノーペイ。それを聞いてから10ユーロを進呈。プリーズ コール タクシー?でタクシーを呼んでもらい、無事に帰る。

ドルチェ ケーキ
ドルチェ プリン

9−15
ホテルまでタクシー代は8.65ユーロくらいだったが、ジャリ銭は要らないので、10ユーロでノーチェンジ、グラッチェ。本当は1ユーロもあげなくてもいいらしいが、もうこれが最後だし。これで観光が全て終了。明日、帰るのみ。最後の帰国編と旅行全般をまた明日。


2022年6月現在 当時を振り返って
 随分前回から空けてしまった。ちょっと余裕がなかった。
さて、旅の最終地ローマにきた。夜のコロッセオを見ることができたのはよかった。翌日フリー行動の夜はコロッセオ付近にはいかないから。洞窟のリストランテは良かった、料理も美味しいし、生歌も聞けるし、テーブルにあるワインは誰も遠慮して飲まないので、僕と別の若い女性でたくさん飲みまくった。せっかくだもん遠慮してどうする? 

 そしてコロナのニュースがイタリアでも毎日流れるように。当時のイタリアはヨーロッパで一番の流行地となり、さすがにこれは大変なことになってきたと実感。まだマスクをつけてる人は少なかったけど、ローマ三越の店員さんは既につけてたなぁ。ローマはさすがに人が多く、どこに行っても人だらけ。見るところもたくさんあって、やっぱりいい。バチカンもコロッセオもよかった。迷子はさすがに焦ったけど。ローマ三越ではチョコを買い込みお土産対策。添乗員さんにもお世話になったので、密かに買っておいた。この日の深夜、一人添乗員さんにお礼の手紙を書いた。ちょっとしたことだけど、僕には大事。

今回の旅行のフリー日2日はどちらも、つれあいと二人だけのリストランテを予約していた。ローマはピッコロモンド。歩いてもいけそうだったけど、迷子になったこともありやっぱりタクシーで行くことに。親切にも添乗員さんがお店まで着いて行ってくれるということで、お店では料理変更の交渉もしてくれた。自分では流石にできないので、すごい助かった。料理は口に合わないのも珍しくあったけど、なごやかに終わり、片言のイタリア語や英語も無事通じてタクシーで帰ることができた。タクシー内ではホテル名を言っても通じないので、地図を見てもらう。発音の問題と、超有名なホテル以外は運ちゃんもわからないのだろう。さ、あとは翌日の帰国編だ。また。

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