ゆうぐれは、ただのしゅふ82「海老の天ぷらとじゃがいもの天ぷら」
夕暮れはただの主夫
2024年10月3日、木曜日、小雨
9月23日以来、久々の「ゆうぐれは、ただのしゅふ」を書いた。その間、夕食を作らなかったわけではもちろんなく、競合するエッセイ「おはよー、あさはただのしゅふ」に競り負けていただけなのだ。
ところで、今朝書いた「おはよー、あさはただのしゅふ その44 またまた牛焼肉弁当」の中でボクはこう書いている。
それ以来、今の自分にとってご褒美ってなんだろう? ずっと考えているけど答えがまだ見つかっていない。駄々っ子のようにそれだけを考えたいけど、肝心のご褒美が思いつかない! このままだとなぁなぁに過ごしてしまいそう。
ご褒美ねぇ。
キミのご褒美はなにかな? 教えて欲しいな。
タイトルの「夕暮れ」はもうなかなか見られないくらい、暗くなるのが早くなった。そんな中帰宅すると、家は電気がついていなかった。このケースは時期にもよるけど年に半分くらいはある。窓際を見るとボクの洗濯物が洗って干してある。昼間、ボクの分もつれあいが洗濯してくれたんだな、それできっと疲れて寝てるのだろう。
でもこれじゃ乾かないよ。びしょ濡れのタオルとシャツを数枚もう一度脱水にかける。つれあいの洗濯はある意味独特で、脱水が甘すぎる。小姑みたいで嫌だけどこれだけは看過できない。だって永遠に乾かないんだもん。
もう一度干し直してから今日の夕食作りに取り掛かる。でもその前におせんべいを馬鹿みたいに食べる。醤油味の2枚入りのせんべいだ。信じられないくらい食べる、まるで何かの鬱憤を晴らすように。
昼間放送していたメジャーリーグの録画、パドレス対ブレーブスをかけながら、夕暮れの主夫、スタートだ。
まず朝炊いたご飯が余っていたので久々にチャーハンを作る。ベーコンと卵3個、小ネギ。ちゃちゃっとね。
チャーハンを作ることによって、炊飯ジャーが空いたので、ご飯を迷ったけど1合だけ炊く。数時間後を予測すると、ボクがこのチャーハンをきっと食べる係で、つれあいが炊いた白米を食べるだろう。だとしたらつれあいが食べられる量だけ炊くべきだろう、と。
次、どんどん行こう。
鶏つみれスープを作る。水を鍋に張り鶏つみれ15個くらいを入れて煮る。野菜としてキャベツを手でちぎり適当に入れ、冷凍のミックスベジタブルをざーっと入れて沸騰するまで煮込む。灰汁が出るので丁寧に取り除く。塩胡椒を入れて丸鶏ガラスープ粉末をざーっと入れる。ざーっとが多いけど、ホントにざーっと入れている。で、しばらく10分くらい煮込む。できあがりだ。
その間、冷凍ブラックタイガーを水に浸し解凍する。解凍されたエビの殻を剥き、背中に包丁を入れて背腸のチェック。10匹中3匹背腸があったので取り除く。向いたエビは料理酒につけて揉んでおく。その間に油を170℃に加熱し準備。卵1個をよく溶いて冷水200mlとよく混ぜる。卵1/2個とかめんどいので1個使う。そこに小麦粉をテキトーに入れ混ぜる。もちろん振るったりもしない。で、じゃがいも2この皮を剥き、薄切りにして小麦粉の打ち粉をしてから、この液に漬けて揚げる。まずはじゃがいもの天ぷらだ。素揚げに近い気もするけど、まあいいだろう。塩をさっと振り食す。おいしすぎるー!
で、本命のエビ。お酒につけたエビを水洗いし、よく水気をとる。打ち粉をしてからさっきの液に漬けてどんどん揚げていく。10匹揚げる。丸くなろうとなんだろうとエビはエビだ。
ごはんも炊けた。できたものを器に盛り、寝ていたつれあいに声をかけ21時、夕食が始まる。帰ってきたのが18時過ぎだから、なんだかんだで2時間くらいは料理していたのかな。帰って最初に脱水とかしてた分を引くとそんな感じだろう。
予想通り、ボクがチャーハンを食べ、エビが好きなつれあいがほとんどのエビを食べた。スープにごはん、デザートにゼリーまで食べたつれあいは、今日は栄養過多だろう。代わりに明日はお弁当を作らず、今日の残りのエビ3匹と、買ってきた全粒粉のクラブハウスサンドイッチを食べてもらう。食べ過ぎは良くないからね。
食べ終わると疲れが出て少し寝てしまった。お風呂に入り終わり、このエッセイを書いている。今の時間はAM 1:17。もう夕食の話でもないかな。みんな寝てしまっただろうし。なのでこれは明日の朝、じゃなくて、もうすでに数時間後の朝に投稿する。
お腹が痛い。ボクのお腹は多分、つれあいより敏感だ。食べ過ぎたせいか、何かが悪かったのか報いを受ける時間が来たらしい。
さてさて、あまりイジメないでおくれよ、ボクの体。
じゃあ、そろそろ終わろうかな。金曜日、まだ1日あるからね。
じゃね、チャオチャオ!
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