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自転車はサーキュラーデザイン。

9月4日にオープン予定の新店舗『Revive Mobler Project』のレジ周りと読書スペースが完成しました。

レジ裏の壁は捨てられるはずだった家具を分解して貼り付けていったスクラップウッドのモザイクウォールです。この壁はご依頼があれば受注して施工もお受けしております。

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RESTYLEで集めたインテリア本、スタッフ 柴田さん個人所有のデザイン本、私のビジネス本などを置いた読書スペースもあります。

本棚は家具の引き出しや古い木箱などを使って工房スタッフ 木村くんと先日退社したプロのイラスト作家 安藤くんとで作りました。

この読書スペースの料金体系は検討中です。

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店内から見えるようにオープンアトリエにしています(埃が舞うのでアクリル板で仕切っていますが)。作業台や工業用ミシンを置いてあとは少しずつ電動工具などを揃えていきます。

ここではワークショップなどもやっていきます。

ここはただ商品を売る「SHOP」ではなく、RMP (リバイブモブラー)の商品の販売を通して、サーキュラーエコノミー(循環型経済)を進め、サステナブルな取組みのコミュニティーを広げる「活動拠点」にしていきたいと思っています。

また、進捗状況をお知らせします。


さて、タイトルのサーキュラーデザインの話し。

先日、高校2年生の長男 S太朗の自転車がパンクしてしまったとのことで、自転車屋さんで修理を頼んできました。

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自転車業界も他の業界と同じように大手SHOPと激安商品の波が押し寄せ、淘汰の時代を経ていて、最近ではおじさんが1人でやっているような町の自転車屋さんはほとんど無くなてしまいました。

世の中はコロナやSDGs、脱炭素時代で自転車の需要は高まっているのに自転車屋さんが全然ない。昔はその辺にちょこちょこあって、パンクしてもちょっと寄って修理してもらったり、タイヤの空気を入れさせてもたっらりしたのなー、などど考えながら、近所で(と言っても家からはかなり遠い)唯一の修理してくれる自転車屋さんに軽トラに息子の自転車をのっけて行ってきました。

パンク修理だけのつもりで行ったのですが、ブレーキの効きも悪いらしく調整の相談をすると他にもいろいろとガタが来ていることが発覚。

その自転車屋さんも決して無理に勧めるわけでもなく、一つ一つ丁寧に交換箇所と値段とすぐに必要かどうかなど、親切に教えてくれました。大手ショップやホームセンターなどだとこうはいかないですよね。

息子の自転車はちょいスポーツタイプなのですが、ママチャリタイプと違い、スポーツタイプはメンテナンスもこまめに必要で、パーツなども高いそうです。

タイヤ交換、前ブレーキ交換、グリップ交換など。ホームセンターやドンキで売ってる安い自転車なら新品で買えるんじゃねーくらいな値段になりました。

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でも、修理をする選択をしました。もともとそんな高級ではない自転車ですし、さらに中古で買ったものなのですが、それを修理をしながら、できるだけ長く使うことがサステナブルサーキュラーエコノミーですよね。それが、一番地球に優しい!

自転車って本来、それぞれのパーツが簡単に外せて交換できる、まさにサーキュラーデザインのプロダクトなんですよね。ゆりかごから墓場ではなく、ゆりかごからゆりかごへ、スバラシイ!

いくら地球温暖化ガスを出さず、環境にいい自転車でも、新品で激安自転車を買って、壊れたら修理もせずに捨てて、また新品で激安自転車を買うということをみんながしてたら資源がいくらあっても足りなし、地球環境にもぜんぜん優しくありません。

いい自転車を中古で買って、パーツ交換、修理しながらできるだけ長く乗る。

もしくは、その自転車をシェアする。

これがサステナブルSDGsの『「つくる責任 つかう責任」持続可能な消費と生産のパターンを確保する』ことですね。

子供達、孫、ひ孫の未来の為に、一人一人のちょっとした行動が未来の地球をよくします!

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