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8. 「父は失敗は成功のもとだと私に言ってくれました。」を英語で

だれしもが失敗することはあります。そんな中、その失敗をどう次に活かすかが大切ですよね。
大人とこどもの違い。大人は失敗すると凹みます。こどもは失敗しても凹まないのが自然なのだそうです。
なので、周囲の大人には失敗して落ち込んでいる人がいたら、なるべく声をかけて肯定してあげたいし、こどもたちには次のチャンスがあることや、何を学ぶかを伝えてあげたいと思います。
発達段階によって、こどもたちにも心境の変化がそれぞれありますので、わたしたち大人は、こどもの特性を理解して接する必要がありますね。
では、今日の問題です。

問題

 「父は失敗は成功のもとだと私に言ってくれました。」

ポイント

My father told me that failure (アteaches  / イtaught ) success. 
「失敗は成功のもと」はことわざです。

答え

My father told me that failure teaches success.

解説

現在形は普段形

現在の文を表すためには、動詞の現在形を使います。3つの用法を詳しくみていきましょう。
Our school stands on a hill.【現在の状態】私たちの学校は丘の上に建っている。

My sister plays the piano every day. 【現在の習慣】私の姉は毎日ピアノを弾く。

The sun rises in the east.【不変の真理・ことわざ】太陽は東から昇る。

この3つの用法をひとくくりで考えると、普段のことを表していると考えられます。つまり、現在形は普段形

時制の一致における普段形の取り扱い

時制の一致とは

直接話法 I said, “I am interested in music.”

間接話法 I said (that) I was interested in music.

下の文において、上の文のamをwasに変えることを時制の一致といいます。文全体が過去の文なので、” ~ “を文に組み込むときは、全体の時制に合わせましょう(一致)というルールですね。

不変の真理・ことわざは時制の一致の影響を受けない。

たとえば「太陽は東から昇る」という文は、現在の私たちにとって普段のことですが、100年前の人にとっても、100万年前の人類にとっても変わることのないことです。こういうときは時制の一致というルールの影響は受けずに、現在形のまま使います。ことわざも同様の考え方です。

ですので、Galileo maintained that the earth moves around the sun. ガリレオは地球が太陽の周りを回っていると主張した。のように、文の左側(主節)が過去形なのに、文の右側(従属節)は現在形という、一見見慣れない文ができるんですね。

いかがでしたでしょうか。

現在形は普段形、時制の一致など、大切なルールが出てきたと思います。ぜひ、本記事を参考に英語学習に取り組んでみてください。


今回もお読みいただき、ありがとうございました。


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