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6.「この曲を聴くと、高校時代を思い出す」を英語で

私はHi-StandardのStay Goldですね。
ご存知の方、いらっしゃいますか?
メロコアとか、大好きでした。調子にのってPop Punkが好きとか言ってました。すみません。
同じく、Going Steadyとか聴いてました。高校の帰り道、自転車で爆走しながら、田んぼの中を大きな声で歌いながら帰ってました。佳代とか歌いながら。
10代の頃によく聴いた曲って、何歳になっても、心に刻まれるみたいですね。
我がクラスの学級通信のタイトルはStay Goldです。
それでは、今日の問題です。

問題

「この曲を聴くと、高校時代を思い出す」

ポイント

主語をThis songで始めてみましょう。
高校時代はhigh school days

答え

This song reminds me of my high school days.
(この歌は私の高校時代を思い出させる。)
→この歌を聴くと、私の高校時代を思い出す。

解説

いろいろな表現のしかたがあると思います。
I remember…when I listen to…
みたいな方法でもいいでしょう。

この表現はいわゆる「無生物主語構文」というもので、主語の位置に人や動物以外の主語をおきます。文中にはだいたい後半の方に人が出てきますので、訳するときはその人を主語的に訳しましょうという構文ですね。

無生物主語の文は、個人的に好きなこともあり、授業においては2時間くらい使ったりします。名詞構文とセットで。
詳しい説明は、次回の文法ノオトで紹介します。

無生物主語の例

Your advice made me move forward.
あなたのアドバイスのおかげで、前に進むことができた。

The heavy rain prevented us from going golfing.
大雨のせいで、ゴルフに行けなかった。

Ten minutes walk will take you to the shop.
10分歩くとそのお店に行けますよ。

英語って主語と動詞が大切じゃないですか。
この無生物主語構文はもちろん、主語の位置にある名詞が際立つのですが、なんかこう、状況を俯瞰的に見ているというか、人以外の意志を感じることができるというか、日本人にとっては不思議な感覚ですよね。
ちょっとおしゃれな英語を使いたいときにはこの表現をどうぞ。

最後に

昨日、勢いそのままに共通テストの自己採点の記事から思うこと、自分の受験の話を書いてしまいました。
今更、読み返すと恥ずかしいですね。
今日のネットニュースには、共通テストの業者の予想平均点が、昨年よりも50点ほど下回るという内容が出ていました。

今年の進路指導は難しいです。
生徒とともに悩みながら、適切なアドバイスをしてあげたいと思います。
でも、肝心なのは「自分で決めること」です。
責任逃れしようとしているわけではありません。
進路指導において、大切にしたいのは合格することではなく、進路に主体的に向かうことによって、どう成長するかということだと思います。
ここをないがしろにすると、この先他人に責任を押し付ける人間になってしまいそうな気がします。

親御さんの気持ちを考えると、なるべく早く、なるべくいいところに入ってもらいたいですよね。気持ちは痛いほどわかります。
それを踏まえて、生徒たちには成長してほしいと思っています。
せっかく、大学に入っても、なんか合わないなとすぐに辞めてしまってはもったいありません。(スティーブ・ジョブズのような例もありますが)

教育の成果が出るのは、10年後とも20年後とも言われています。
社会に出て、活躍し始めるときに、ふと高校時代のことを思い出してほしいいと思います。
なにかの歌を聞いたときに、ふと高校時代を思い出したときに。
特別な仕事を私たちはさせてもらっているのですね。



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