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ジャンプtoonについて③


前回に続いて、ジャンプtoonの
作品をレビューしていきます。


『きみのためのエデン』

物語の入り口だけ紹介します。

7人の子供が誘拐される事件が起きた。
誘拐された子供の内訳は男1人に女6人。
事件は負傷者を出すことなく解決した。
その数年後、誘拐されていた男の子のもとに
同じく誘拐されていた、女の子が現れる。
その子は出会うなり
「キスしてください」と迫る。
男の子はとまどい、キスをためらってると…

というような作品です。

物語の入り口と作品バナーからして
「ハーレム物かー」と多くの人が
思うでしょう。

が、まさかのデスゲーム設定で
始まります。
1話の最後に大きな引きが
用意されてます。

3話まで進むと
ヒロインレースの要素も加わり
バナーの見た目通り
ハーレム要素もあります。

整理すると
デスゲーム系(誰が生き残るか?)
ヒロインレース系(誰がヒロインに選ばれるか?)
ハーレム系(みんな主人公の男の子が大好き)

という、かつ丼に唐揚げのせて、チーズかけて
炙った感じの、もりもり欲張りセットみたいな
作品です。

ただキャラが薄い…
それでも、設定の強さで
読めるかな…という所です。



『ラスボス少女あかり』

一言でいうと
「俺、強ええぇぇぇ!」
ものです。

ラスボスがJKに転生して
これまでJKをイジメた人に
復讐していく話です。

基本、ラスボスJKが
無双していくだけの話なので
良い意味で
”考えなくて読める”
作品です。

水戸黄門なども同じなんですけど
”ゴールが決まってる”作品って
安心して読めるんですよね。

お酒を飲んで
”単純に楽しいだけの作品を”
という、男の人には
オススメの作品です。



『ミントマンゴーかき氷』

これが、なんとも評しがたい作品です。

一言でいうと「JK 台湾 グルメマンガ」です。

台湾に、親の仕事の都合で引っ越した女の子が
戸惑っている所から始まります。

台湾の、商店街の空気感だったり
異国だからこそ生じる
同級生同士の微妙なやりとりだったり
疲れた果てに行きつく
かき氷屋さんだったり

その場面、場面の、雰囲気が
感じられる良い作品です。

ただ…

なんで、女の子の胸をそんなに大きくした…
というのが、個人的には悔やまれます。

カラーの塗りも、薄目の水彩調できれいだし
男女両方に、受けそうな作品なんです。
なのに、大きな胸の女の子が
ピチピチのカッターを着てるんですよね。

ただ、今回紹介しているなかでは
一番、世界観、キャラクター性
がある作品です。

まだ、一番紹介したい作品に
たどり着けてませんので
レビューを続けます。

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