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人生を気楽に考える手引き

人生における時間の使い方について、考えてみたい。
というのも、私は今大学生。就活も終わり、大学の授業も単位を取りきってしまったのでない。今現在バイトもしていない。本当に何もない。最近は起きて、録画してたドラマを見て、昼ちょっと料理して、夕方スマホ触ったりして、夜はゴールデンタイムの番組をみる、の繰り返し。正直何も刺激がない。ただ命を与えられたから生きているって感じだ。
こんなただ何もなく生きているこの時間って何なのだろう。


◇人生って、ただの暇つぶし

時々聞く言葉。授業で忙しかった大学生の頃まで、こんなこと思いもしなかった。小中高と決められた時間割の中でいわば強制的に授業を受けさせられ、放課後は部活や習い事なんかしてたら自然と時間は過ぎていった。大学では、卒業単位を揃えるために自分の決めた時間割をこなし、バイトをしたり彼女と遊んだりなんかしてたら自然と時間は過ぎていった。そもそも「時間」について深く考えるきっかけなんてないくらい、充実した(?)学生生活をこなしていった。まぁ、何もしない「暇な時間」欲しいな!って憧れてた。

ところがいざ「暇な時間」を与えられると、自分って何してるんだろうって気になる。学生の務めである授業は受けないし、何か目標を持って部活に打ち込むこともないし、バイトでお金を稼いだり社会に貢献したりすることもない。ただ与えられた命を消化しているだけって感じ。

まぁ、でも人生とは究極そういうことなんだなと思う。誰もがこの地に勝手に生を受け、期限のある命の時間を過ごしているだけ。いわば、「人生とはただの暇つぶし」なのだ。


◇人々の行動とは、ただ暇つぶしを彩っているにすぎない

人々は人生の中で様々なことに取り組む。学生は学校へ通い授業を受けたり部活に打ち込む。社会人は会社に勤める。おじいちゃんおばぁちゃんは公園でゲートボールをする。ただこれらも言ってしまえばただ暇つぶしをしているにすぎない。もっと言うならば、起業して世界的大企業を1代で築き上げることとずーっと家でゲームすることも、本質的には同じただの暇つぶしなのだ。

では、人々はそれぞれどのような暇つぶしをしていけば良いか。私は人生を白い画用紙に、'暇つぶし'を絵の具に置き換え、画用紙をどのようにすれば彩り鮮やかに描くことができるか、というイメージで暇つぶしをしていけばいいんじゃないかと思う。人々誰しもが共通して同じ画用紙を1枚持っている。そこを自分の好きな色の絵の具で彩り鮮やかに描いていくのだ。
起業して世界的大企業を1代で築き上げると聞くと誰しもが描きたい色かもしれないが、人によってはそんなことよりずーっと家でゲームをすることの方が画用紙を彩り鮮やかに描けるなと思うかもしれない。私はそれでいいと思っている。大事なことは、自分だけの画用紙を、自分の好きだと思う色の絵の具で彩り鮮やかに描くことだ。


◇人生暇つぶしなんだから、前に進むのも止まるのもあなた次第

ここまで私が時間の使い方について考えてきた中で誰かに伝えたいメッセージがこれだ。誰かが世界的大企業で活躍していたり、誰かがオリンピックでメダルを取ったりしているけれど、結局はどんな人もただ暇つぶしをしているだけ。そんな暇つぶしの人生の中で大事なのは、自分の人生をあなたが好きな色で鮮やかに彩る暇つぶしができているのか、ということ。

私の場合は、今絶賛人生を彩り鮮やかに描けていない、と感じる。ただ起きて、ドラマ見て、スマホ触って、寝るみたいな生活だけでは、彩り鮮やかだと感じれないようだ。もう一生ないかもしれない本当に暇な時間を、1日でも早く彩り鮮やかなものにしていかねば。前に進まないと、行動力大切だなぁ。

一方逆に、一度止まることも大切だと思う。会社でもう本当に死にそうな状況に陥っている人、学校で友達からいじめられて嫌な思いをしている子。そういう人たちが今描いている色は、おそらく鮮やかには感じれないだろう。あなたが今している暇つぶし(行動)はあなたの白い画用紙を汚しているだけなのだ。じゃ、どうすれば良いか、一度そこから逃げてその暇つぶしをやめてみよう。社会的な目がとか、学校は義務教育だからいかないととか、周りの目を気にしてしまうことになってしまうかも。でも批判的な意見をいう人も、結局批判するっていう暇つぶしをしているだけ。

とにかく、あなた色に画用紙を彩り鮮やかに描ければいいのだ。彩り鮮やかにするために、新しいことを始めるのもよし、辞めるのもよし。もっと気楽に考えよう。

ただの暇つぶしなのだから。



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