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母の乳がんの話。


こんばんは、または、おはようございます。
紅榴(こうりゅう)ゆえです。

お盆らしいことを何か書こうかと思っていましたが、昨年連投ツイートしました話を今回はnoteにまとめておくことにして、さらに最新情報を追加しておこうと思います。
お盆でなにかと親族集まったりする機会もあると思いますので是非参考にしていただけると幸いです。

ほんの一言、軽い一言から始まったそれは昨年(2023年)のGWも開けた頃、
母と友人のお手紙交換(我々オタクでいう素敵便交換)のやりとりでの電話のことです。
※「母」と『母の友人』の会話です。

「最近連絡なかったね〜元気?」
『それが乳がん見つかって手術したのよ』
「がん?手術?大丈夫だったの??」
『片方全摘だったけどキズとホルモン療法だけだから大丈夫〜』
「え、でも急にがん?糖尿病で3ヶ月に一回病院いってたよね?」
『それが私の友達が胸にしこりがあってがんで、その子は部分摘出で放射線治療してるんだって〜それで私もさわってみたらがんだったのよ。だから○○(母の名前)ちゃんも気をつけてね!私も早かったから片方全摘で終わったしねー』
という電話の後、私の母も自分の胸を触ってみたら…
「わたしもなにか、ある。」
となったらしく私にtelからの翌日、私の行きつけの産科に予約。
5日後にステージ2予想&総合病院での検査に。 この、母の友人の
『がんの手術したんだ〜』から1週間以内にがん確定して、からの検査の日々でした。

母の場合は色々な検査の結果、ステージ1のリンパ転移なし。
部分切除してからの病理検査次第で放射線か抗がん剤か、
部分切除してからホルモン療法になるとのことで

オペ→退院→リンパ液を抜きに2日おきに通院とホルモン療法開始→1か月ごろ(9月)にリンパ液は落ち着き、10月~放射線治療
11月に放射線治療完了、1クールに一度通院。

で現在(2024年8月)も元気に過ごしています。
部分摘出のため傷はしっかり残ってはいますが、
放射線放射部だけ汗が出なくなったことと、ホルモン剤による副作用の手のしびれ以外は特になく…らしいです。

なので私の相互さんだとアラフォー世代で、親御さんは70代前後
(つまりお母様だと60は超えてるけど後期高齢者ではない、かな?)
のあたりかと思われますがこのあたりの、
いわゆる閉経後10年越えあたりの世代で多いタイプの乳がんらしいので是非是非「聞いた話なんだけど~」で広めてもらえたらうれしいです。
やっぱり乳がんはセルフチェックが何より大事ですからね。

ちなみに主治医の先生曰く、この世代の奥様ががんだと旦那さんが70〜80あたりの年齢となることが多いらしく、奥さんの入院のスケジュールより
旦那さんのデイケアとか奥さん不在時の旦那さんの預け先に困るケースが多いとのことでした。

手術前の一番最初の面談で
「ご主人はお亡くなりになっている、と。よかった!これなら手術に専念できます!!」
と言われたときに
「本人がガンなのにガンに集中できない女性の存在」と
「奥様がステージ4とかでも自分のご飯の心配をする旦那という生き物の存在」を知り、ただただ衝撃でしかありませんでした…

ちなみにですが、乳がんは本当に触って分かります。
母のがんのサイズ(1.6ミリ)でも実際に母のがん部分をさわった感想ですが、あのショッピングモールにある保険見直し店に置いてある乳がんの見本のように【やわらかい中に消しゴムみたいな固まり】 があります。
なので女性であれば一度あの見本を触ったうえでのセルフチェックを!


最後になりますが、乳がんは女性だけでなく男性もなります。実際母の付き添いで病院から呼ばれたときに2名ほど【奥様に付き添われた乳がんの患者】さんをみました。 なので男性もパートナーに、自身の母に、そして自分自身にも乳がんの可能性を向けて見てほしいなと思います。

ではでは、長くなりましたがこの記事がどなたかのお役に立ちますように。

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