自己肯定感の低さのせいで生きづらいあなたへ
かつて自己肯定感マイナス5000だった私から、このページを開いたあなたへ。ちょっとした考え方のヒントだったり、今より少しだけでも生きやすくなる方法をお伝えするひとくちコラムです。
自己肯定感の低さって
"自己肯定感が低い"って自己肯定感=客観視した自分への評価ってこと。その評価が低いことです。
自分のことが嫌い、許せない、好きになれない、周りと比べてダメな人間だ、能力が低い、理想の人物像になれない、こんな風に思っている状態の自分にすら嫌気がさす。
かつて私もそうでした。せっかく生まれたのに悲しいことよね。つらいよね。
なりたい自分になれない苦しみ
自己肯定感の低いあなたの頭の中には「理想の人物像」が描かれてます。まずこの時点で、きちんと「なりたい自分」を掲げることができています。これって素晴らしいことですよね。
でも一度考えてみてほしい。理想の「人物像」と「自分」をひとまとめにしてませんか?その「人物像」って本当にあなたです?
この作業に無理が生じるから、いつまで経っても自己肯定感を持つことができないんだと、私は36歳のときにやっと気づきました。
これもほんとにいろんなことがあったからこそたどり着けたんですけどね。
まずあなたの思い描く「なりたい理想の人物」と、これまで年齢の分だけ毎日一緒に生きてきた「自分自身」は、まったくの別人だということを知ってほしいのです。
自己分析のやり方
まずはあなた自身の分析をしてほしいのです。このとき注意してほしい点が2つあります。
①理想像は一旦横に置いて
②良いか悪いかは評価しないこと
です。
どういうことかというと、今のありのままの自分の現状だけを感想抜きで書き出すのです。
例えば「仕事が続かずすぐやめてしまう俺はダメな奴だ」ではなく「仕事が続かずすぐやめてしまう」とだけ書きます。
書き出すのが面倒なら頭の中でもいいのですが、頭で考えるとどうしても自分の評価が邪魔をするので、できれば紙に書き出してください。あとから消すべき部分は消しましょう。
例)
・仕事が続かずすぐにやめてしまう根性のないダメな奴だ・容姿が良くないから異性にモテない
・人と関わるのが苦痛
・いい歳こいてやりたいことが見つからない
このように、良い悪いの評価は消しましょう。一般論として、常識的に、世間的に、されるであろう評価を先回りして勝手に自分に下す必要はありません。
この、淡々とした分析ができるまでには時間がかかるかもしれません。自己肯定感の低い人は自分への評価がとても厳しく、まあいいか〜なんて思えないストイックな人間です。
他人に「そんなことないよ〜」と言われても、まったく素直に受け止められないですからね。
でもね、それもあなたです。良いも悪いもなく、ただただあなたという人間です。ダメとか偉いとかそんな評価は関係なく、まずは自分のことを自分として受容する。
これが人への受け容れ方にも繋がっていくわけです。
あなたの人生あなたのもの。
ではまた次回。
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