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コンサルタントさんと打ち合わせ

2020年12月2日 

コンサルさんとの打ち合わせのために上京。羽田空港から新宿に直行する。「場所などは適宜決めましょう」ということだったので、東口近くのカフェに入った。

午後2時前、コンサルの先生と再会。僕は昨年、先生の醸造講座に昨年通っていた。先生にとってとりわけ印象のある生徒ではなかったと思うが、顔見知りの関係ではある。

まずは醸造所の立ち上げまでの手順について説明を受ける。

大きく分けて、醸造免許に関わる「税務署」と設備をチェックする「保健所」とのやりとりが必要となる。酒造免許は申請を開始してから最短で6ヶ月で取得できる。保健所の許可はもっと短期間で、酒造免許の取得中にできる。ただし、物件を見つける前に酒造免許の申請を始めることはできない。

物件はまだ見つかっていない。最重要事項は物件だ。

続いて、醸造の技術の講義を受ける。先生が白紙に図や文字を書き込みながら、立ち上げまでのスケジュールや、醸造の道具について説明する。

内容は去年の講座の復習が主だ。でも、一度の講座では理解できなかった部分も多かったので、細かい点をその都度聞けるのがありがたい。「かつて技術系の会社で設計をしていた」という先生の人となりもわかってきた。

初期投資を抑えるため、可能な限り通販サイトやホームセンターで買える道具を使って、醸造設備を手づくりしていくのが先生のスタイル。電動ポンプを配管もするし、木材で冷蔵室を作ったりする。

木材での工作は10年来ちょこちょことやってきたし、道具もたいてい揃っている。この春はコロナ禍で山小屋を休業したので、その間にDIYでリフォームをした。

山小屋では父から水道の知識を少し学んでいたので、役立ちそうだ。父は仕事ではぶつかることも多いけれど、電気から水道まで技術系はとにかく強いのは尊敬している。

先生とは3時間ほどみっちり話をした。こちらに、事業の計画の説明を求められることは一切なかった。最後に先生は「僕は期限を決めたり、催促したりしません。何も連絡がなければ放置してしまうので、ご連絡くださいね」と言った。

夜は大塚にあるお気に入りのクラフトビールのお店へ。コロナ禍の最中にも関わらず、とても賑わっていた。でも、他の醸造所から仕入れているビールのラインナップはかなり少なくなっていて、全国的にはブリュワリーに大きな影響がでているのかもしれない。

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