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【VRChat】VRSLの始め方 環境導入編


VR Stage LightingというVRChatで舞台照明をするフレームワークがある。

使い方にまつわる文献が少なく、公式のWikiを見てもバージョンの違いで上手く動作しないことが多かったので、私が動かせた時の環境や方法を共有したい


動作確認環境

  • Unity 2022.3.22.f1

  • VRSL 2.7.1

インストール


VRSLのVPMが公開されてるので、下記リンクよりインストールを進める。
https://vpm.vrsl.dev/

「Add to VCC」を押すとVCCが自動で立ち上がる
自動でRepo情報が入力されるので、そのまま[I Understand, Add~]をクリック

動作確認

これでVRSLのインストール完了。ここでは動作確認のため、音楽ファイルを入力し、自動でライティングするデモを行う。

[Create New Project]からプロジェクト作成
Templateは[Unity 2022 World Project ]を選択
[VR Stage Lightint]パッケージを追加

プロジェクトが立ち上がったら、検索窓に“Example Scene”と入れる。
いくつかサンプルシーンが出てくるので、[VRSL-Example Scene-Audio Link]というサンプルを読み込む。

SearchモードはAllで検索をする

デフォルトで「Lamp_SludgeBath.mp3」という音楽ファイルが入力されてるので、そのまま再生ボタンを押して起動。
音楽に合わせてライティングされれば導入成功

デフォルトではAudioSourceの音が小さいのでVolumeを大きくすることを推奨

新しいシーンの作成&設定方法を下記記事にまとめたので併せてどうぞ
https://note.com/koru_05/n/n5008f164ff99

余談

ワールドをアップロードするとき、下記のエラーが発生した。

[Always] Failed to upload a world!
[Always] udonProducts must be an array˸ null

VRChat scene must have the same Unity layer configuration as VR Chat. Please see the VRChat Build Control Panel to setup the project's layers and collision matrix.

In order to use ClientSim, you must first update your project settings. Open the ClientSim Settings Window and apply the settings to yoour project.

Builderタブで[Auto Fix]ボタンを押したらエラー解消された。




ワールドアップロードまでできた!

オブジェクト「AudioLink-VRSLEdition」->[AudioLink]->[AudioLinkInput]のAudioSourceコンポーネントから音楽ファイルの参照を切り替えられる。

AudioLinkコントローラで周波数帯域ごとに閾値を定めて、照明を制御する様子がわかる。

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