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冬の夜に、静かなるひと手間を。

冬の夜。キンと冷えた空気や静けさ、輝く小さな星たちを感じてポエティックになる季節ですね。(私だけではないでしょ?)あたたかいこたつとお鍋からたちのぼる湯気のむこう、いつもの人たち&物たちと語り合いながら過ごしたい。

眼鏡との付き合いは人それぞれ。
眼鏡なくしては外に出られない!という沼的お付き合いから、コンタクトを外してから寝る前までの少しの時間だけなど、眼鏡に対するこだわりの差ってありますよね。

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この記事を書いている私にとって、眼鏡はそれほど大きな存在ではありません。、、、ごめんなさい。
高校時代からの付き合いではあるけれど、しょっちゅうどこに置いたかわからなくなったりしているし、わりとぞんざいに扱っているかも。、、、ゴメンナサイ。
それでも買い替えのタイミングはやって来るのですが、気分が高まるまで買いません(生意気!)。
なんどもお店を覗いては買わない、というかなりのひやかし客です・・・怒らないでっ。
でもね。20年ほど前(そ、、そんなに時間が経っているの?)に雑誌で特集されていた福井県鯖江市についての記事を読み、「全国の眼鏡フレームシェア95%以上が鯖江市から生まれている!」と知ったとき、ついに私の心に火が点きました。ファイヤー!!

なにそれ!
凄いことやん!
いったい全国でどんだけの眼鏡があると思ってんの?
鯖江、行かなあかんやろ~!

眼鏡そういえば欲しいかも。とポロリこぼした友達を連れて、3時間ほどドライブしたのち鯖江市にて眼鏡を買いましたよ。
実際、種類が豊富で楽しい旅でした!
大型ショッピングセンターとかではみかけない(と本気で思った)デザイン、カラー、の眼鏡たちに興奮して、吟味した結果の一本に出会うことができました。


その後の修理やフレームが取れた時も、そのとき購入したお店に送って修理してもらい、ついに治らないレベルに使い込んだのち、同じデザインの2代目を購入したほどの沼レベルの気に入りよう。
ちなみに購入時の視力検査で、連れて行った友人はなぜか視力が改善されていて、眼鏡いらんやーーーーん!となりましたが。
買ってましたが。

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フレームが壊れた!なんてこと以外は、自宅でお手入れできるプロフェッショナルなドライバーがあります。
細いドライバーを使ってもネジのサイズと合っていないと、こないだ締めたのにな~と、すぐにゆるんでしまいます。
またか、と少しうんざりして、そのうちにゆるいのは自分の鼻脂のせいだ。うん!仕方ない!と納得して(諦めて)ズルっとユルっと使ってしまいます。
あの、私の場合は、ですよ!

やっぱり道具は道具。
眼鏡作りに携わる専門職の方々が愛用しているメーカー「梅忠商店」さんには、ドライバーや研磨剤のほかにもプロフェッショナルな道具が揃っています。カタログもなんかオシャレで何に使うのかわからなくても見てしまう。デザインの世界は楽しいですね!
帆布生地のカバーに入ったドライバーセットでネジ調整したあとは、柔らかい布にセルピカを少しつけてフレームを優しくなでるように愛でます。

静かな夜に、眼鏡拭き。
一番近くにいる人たち、一番近くにいる者たち、いつもありがとう。

おやすみなさい。
(Korpokkur店主/きよ)

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