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鬱病患者が発作性心房細動でカテーテルアブレーション手術を受けることになる。(5入院編手術当日)

初日の夜は22時半まで起きてました。なんとなく眠れなさそうだし、テレビ見ても良かったし、普通に明日の手術を迎えた方が気が楽かなと思ったのです。メンタルも家にいるときより落ち着いていて、夜も看護師さんの見回りがあるので一人でも怖くはないです。でも3回中途覚醒しました。やはりどこか落ち着いてなかったのでしょうか。自分のメンタルの弱さに凹みます。(↓朝隣の家に猫が訪問してました。まるまる太っていてノラちゃんなの?って和みました)

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このクリニックの看護師さんは朝8時頃に夜勤の方から日勤の方に代わるようで、8時すぎに昨日からお世話になっている看護師さんが来てくれました。手術着へ着替えるのと左腕に手術用の点滴針を装着しました。点滴の針をさす前に夜勤の看護師さんが朝イチで麻酔シールみたいなのを貼ってくれるので点滴針も痛くはないです。

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8:45〜9:00手術開始と予定で聞いていまして、予定通り看護師さんが迎えに来てくれました。この日まで日中の看護師さんは入院説明からしてくれた看護師さんでしたので、落ち着いて手術に望めるという配慮をしていただいてるのかなと思います。手術室に入る前まで脇汗をかいていたので、やはり結経緊張していました。手術室にはいり、院長先生もいらしてちゃんと挨拶したかったのですが、緊張でガチガチになっており、なんだかわからないうちに手術台に乗り、背中に色々心電図とかの装置を付けて寝転がり、食道の造影剤を飲みレントゲンを撮って、ぴぴぴ・・・というのが早くなってきてるなあとか考えているうちに担当医の先生がマスクをかけて麻酔が入ったら眠くなります、深呼吸して〜っていってる間に映画の幕が閉じるように意識がなくなりました。睡眠導入剤を飲んでいると落ちるときはわからないですが、全身麻酔は落ちるのわかりますね。ただ落ちたら記憶吹っ飛んでますが。

アンジャッシュのザキヤマがおじさん!おじさん!と騒いでいるのでうるさいなコイツと思っていたら、実は看護師さんが僕の名前を呼んでいたのでした。11時ころ、すでに僕は病室のベットに戻っていました。手術資料を見ると9:06〜10:30になっているので、あっという間に帰ってきた感じです。家族に話したらそんなに早く終わってんの??って感じだったみたいです。14時までは絶対安静状態ですよって看護師さんに言われたようなかのような再びボーッとしていたら14時になったみたいで看護師さんが来て足のむくみとりをするエアブーツみたいなのを取りにきてくれました。お昼、朝食を残しているので取りますか?っということでいただくことにしました。「昨日の18時からなにも食べてない」といわれて、「あ、そうか」とか思うほど食事忘れてました。

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お通じしたくなると嫌だったので、ヨーグルは残しましたが他は手術した後だって言うのに普通に食べました。あらためて右足ががっちり固定されていることに気づき、ああこっちからやったのね、という感じです。あと頸が痛いなーと思っていたらそこも絆創膏が貼ってあり、右手首もなんか貼ってあるなーと。その三カ所からカテーテルが入って、心臓へ行っていろいろ治してくれたみたいです。16時になって傷の圧迫止血用のバンドを看護師さんが外しにきてくれました。初日からお世話になった看護師さんはこれで任務終了のようでした。正直、この看護師さんが来るのが楽しみだったのでかなり寂しかったです。夜先生が部屋を訪ねてくれて「もう大丈夫、手術も上手くいったからね」と。いろいろ安心して涙が出ました。(↓夕食)

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夕食も普通に食べられました。手術後は少し左胸あたりに筋肉痛のような痛みを感じる時があります。どうやら心臓に火傷を作っているのでそう感じる人もいるそうです。(そういう余計な物を敏感に感じてしまう体質を恨めしく思う)また微熱がではじめました。困ったのがトイレです。もちろん翌日まで歩行不可なので尿瓶なのですが、なぜか出ない。おっかしいな、おっかしいな、と思っていたら熱も上がって来る感じで、夜勤の看護師さんから水分とってます?って言われ、ああそうか水分とらなきゃとアクエリアスをゴクゴク飲んでいるのですが、尿意が・・・。
試しに一度尿瓶を使ってみたのですが、出ない。はじめて尿瓶を使って思ったことは「布団の上ではできない」でした。でも我慢も出来なくなってきたのか5分程尿瓶をつけたままうーん、とかふんとかやっていました。そうしたらおなかの力を抜くことでじょーっと出てくることが判明。なるほど、こうするのかと。
そんなこんなでスマホで尿瓶の使い方を調べたりしていたらけっこう酷い偏頭痛が起きて、もう踏んだり蹴ったりです。結局夜も全然眠れず、ただ尿瓶の出し方はマスターしたので4、5回看護師さんに回収のお世話をしていただきました。ホント夜中まで申し訳ないです。

手術自体は全然痛くないです。固定時間も結構あっさり済みます。あとは微熱と尿瓶の使い方です。もちろん身体に傷をつけたのですからちゃんと水分をとっておしっこをして炎症などを逃がさないといけないのですね。あとメンタルの方で夜眠れない時にはこれも飲みなさいと言われていた頓服薬のことををすっかり忘れていました。手術翌日の朝、思い出して看護師さんにお願いしましたが、こういうのは大事です。最近は普通に眠れていたのでその存在を忘れていました。ともかく手術より手術した夜の方がいろいろ大変でした。

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