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<9/7~9/11 来週の日経平均の動き>

トレンド転換の初動


安倍さんが辞任して後任は菅さんでほぼ決まりそうなので、一旦安倍さんの辞任で売られた相場もあっという間に元に戻しました。

週明けから強い動きで、そのまま上昇が続き23610円という高値までつけましたが、その後アメリカ市場が荒れてダウが一時1000pt近い下落となり、再度23000円割れになるなど、乱高下激しい相場が続いています。

来週9/7がアメリカの祝日であり、その前に雇用統計など重要な指標の発表があったため、ここまでかなり上げてきたため一旦利益確定売りが出やすくなったのだと思います。

最近の日経平均はダウとあまり連動性が少なくなってきましたが、9月のメジャーSQを来週9/11に控えているため、大口の思惑から大きく動きが出てきます。

来週はSQ週となるため、さらに激しく動いてくると思われますのでさらに注意が必要です。

このような大きな下げが出てきたりすると、いろいろな見方が出てきます。

下がったところは強気の買い、と考える人もいれば、トレンドが変わったからここから下げだと考える人もいるでしょう。

しかし、一日に600円~700円近く行ってこいで動くような相場では、買いの人も売りの人もどちらもやられてしまう可能性があります。

例えば、発生したトレンドについていくというやり方だと23610円を超えてきたところで、高値を抜けたからレンジブレイクで上昇トレンド発生したから買いだと思って飛びつくとそこが天井になってずるずると下げています。

また、夜間の大きな下げが来た時に23000円を割れたから下降トレンドが発生した、と思って売りから入るとそこから大きく切り返してやられてしまいます。

つまりまだレンジ相場が続いており、トレンドが出ていないため、このような局面でトレンドフォローの売買をすると往復ビンタでやられてしまいます。

そうならないためには、大きな流れが上昇トレンドか、下降トレンドか、レンジ相場なのか、を見極める必要があります。

現在は3月からの上昇相場からレンジ相場へと移行して長い間この動きが続いています。

次のトレンドはまだ確定はしていませんが、1つの分岐点になるのが来週のメジャーSQになります。

SQ値は大口の都合で決まってくるため、来週も指数は大きく動いてくるでしょうが、SQが過ぎればそのような手が入ることがなくなるため、通常の相場の動きに戻ります。

9/11のSQ通過後の動きがそのような手が入らない通常の相場の動きになるので、SQ後の動きをよく見ておきましょう。

個人的には高値圏でのもみ合いから、下に動く値幅が大きくなっているので、下降トレンドへの転換の初動が出始めてきているように思います。

SQまでは大人の事情で横ばいから強い動きになるかもしれませんが、それもSQを通過したらなくなるので顕著に動きがかわってきます。

その時トレンドがどちらに転換したかで今年の残りの期間の動きに大きく影響するので、来週は超重要な週となりそうです。


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