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ダーウィン法律事務所が大事にしていること

弁護士を少しでも身近に。でも、法律ってなんだろう。

 本記事は、ダーウィン法律事務所って何を大事にしてるのだろうか、新しく参画を検討している方向けに書いています。

 新人弁護士でも事務スタッフでも法律事務所に参画すれば、必ず、法律と付き合うことになります。しかし、そもそも法律ってなんだろう。

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法律とは、民主主義の根底を支える不可欠なインフラ

 私はこのように法律を考えています。そして、その法律を駆使して市民や企業の社会生活を支えるのが法律家たる弁護士の役目と考えています


 インフラは、世の中に「あって当たり前」が当然の前提となっています。例えば、たまに電気が停電しようものなら、一斉にニュースとなり、東電社長が謝罪会見、というお決まりのパターンとなります。それほど、あって当たり前の存在がインフラです。

 法律もあって当たり前のインフラの一つです。もし日本の全弁護士が法律業務をボイコットしたら、間違いなく社会経済は止まります(しかも弁護士には依頼を受ける義務がありません)。

 日々の事件処理は、ドラマみたいに弁護士も一緒にハラハラするような事案は少なく、むしろ、定型的に淡々と法解釈を展開する事案の方が多いと言えます。

法はインフラなのに、弁護士は身近じゃない!?

 お医者さんや歯医者さんには、どなたも一度は、通院したことがあるでしょう。でも、弁護士に相談するのは、おそらく、人生に一度か、二度ではないでしょうか。

 日常的に接することがない弁護士という存在故に、よく法律相談に乗っていると「なんでもっと早くきてくれなかったのか」ということが本当に多くあります。

 法は、平等であり、社会インフラであると私は考えていますから、本来は、こういう手遅れの状態は社会全体にとって好ましくない状態であることは明らかです。

 こういう状況を打破するために、私どもの事務所では、「少しでも身近に弁護士を感じられるようにすること」という理念を大事にしており、ご縁があった方には誠心誠意対応することを心がけています。

隣の芝生はぜったい青い!?

 私自身も、弁護士5年目過ぎたあたりで、事件処理や知識が増えたとき、単調さゆえに「仕事がつまらない」と感じたことがあり、転籍、転職、海外留学も考えました。隣の芝生が青くみえることが普通です。

 しかし、自分の代わりは何人かいても、弁護士一人1人が、目の前の一つ一つの事案と向き合い誠実にパフォーマンスを出すことが、微力ながら日本の民主主義というインフラを支える力になっているものと確信していますし、こういう単調ながら社会の役に立っているところに、仕事の本質があるのではないかと感じています。

 特に、弁護士は電力会社と異なり「仕事を受ける義務がありません」ので、なるべくご縁があって相談された方の力になりたいと思っております。

ダーウィン法律事務所が大事にしていること

 私どもは、「弁護士を少しでも身近に」という理念のもと、事務スタッフも一丸となって、ご縁があったクライアントを法律を駆使して、挑戦する人を全力でサポートすることで、民主主義のインフラを担っているという自負をもち職務に当たっています。

 そのためには、ダーウィン法律事務所の弁護士には、最新の法解釈や判例を追うことも大事ですし、クライアント、ひいては、市民の方の信頼を得るためにビジネスマンとしての礼節を保ち傲慢にならず、愚直に依頼者の立場に立ち最善の選択肢を考えてあげられる気持ちが大事だと思っています。

 また、事務スタッフに対しては、このような心持ちの弁護士業務を支えて社会を支えている自負を持って職務に当たって欲しいと願っております。


弁護士法人ダーウィン法律事務所
代表弁護士 荒川香遥

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