Mリーグを見るにあたりやっておきたい心の備え。

Mリーグ。好きですよね。嫌いでこんなnote開かないはずですよね。
私ですか?好きです。ただ、正確に言うとMリーガーが好きです。Mリーグはそうでもないです。

私は声を大にして言いたい!Mリーグを好きだけどモヤモヤがある、そんなあなたに言いたい!ない奴はそのまま楽しめばいい!帰れ!戦術考察見てなさい!


あなたのそのモヤモヤは解決しない!

絶対しない!

なぜそう言い切れるのか!それは私のモヤモヤが晴れた事が開幕してから一度もないからだ!!


そんなモヤモヤモヤモヤ言ってモヤモヤってなんだ?と先程言ったにも関わらず帰れずにいる諸君。君は既にモヤモヤを内在させ、どこかでスッキリしないかなと思っているはずだ。逆にモヤモヤなんてないよ、なんて思いながら今も見てる奴、変わった奴だな。嫌いじゃない、この駄文を読んでいくと良い。


モヤモヤ①打牌批判、批評に疲れる。

これは競技として成り立っている以上、絶対起こるしなくならない。波が立てば立つほど、ずんたん、内川プロをフォローしてるだけなのにTwitterの画面が荒れる。今日も荒れる。多分、シーズン中はずっと荒れる。だからシーズンが始まった今の内に言っとく、気に入らない批判・批評家はさっさとミュートしろ、いやブロックでもいい。どうせ向こうはブロックなんて気にしない、ツイートも止めない。だから自分の目は自分で守れ。Mリーグを見るのに疲れる前に。
たまに学びのあるツイートをするからブロックはやり過ぎでは?なんて思うな。一瞬の学びに対して、シーズン中ずっと続く不快感。比べるまでもない。即ブロック!


モヤモヤ②推しが負けて辛い。推しが勝っても他の推しが負けて辛い。

見るな!と言いたい所だけどそれでも推し活として見てしまうあなた。麻雀はそもそも勝率25%だ。だいたい負ける。勝敗の観点で言えば負けを見る競技と言っても過言ではない。Mリーグを好きになって、選手を好きになってこの壁にぶつかる人…、私だ。
内川が勝ったけど、多井が負けて辛い。
多井が勝ったけど、内川が負けて辛い。
好きな選手が卓に2人いる場合、スッキリ終わる事はない。なんなら多井も内川も負けるパターンだって結構ある。
Mリーグ側が連対も勝ち。みたいな感じで扱ってるけど…、ずっと見てても推しが2位で嬉しかった事なんてない!ホッとする事はあっても、嬉しかった事なんてない!ない!1位以外は負けだ!
これの対処法だが、純粋に試合を楽しむ。という綺麗事を言いたい所だが無理。このモヤモヤはMリーグを好きになればなるほどデカくなっていく。言わば呪いだ。どうあがいても好きなMリーガーは増える。嫌いになる事もあるけど基本的に好きになる事の方が多い。
だからオススメの方法としては体調がいい時、あるいは他にする事をしつつのながら見。牌の動きはとにかく追わない。表情も追わない。チラ見。日吉が実況ならボリュームは控えめに。とにかく真剣に向き合わない。
そこで自分の妥協点を探る。推しが2人以上出てる時は見ない。画面の隅っこに小さい窓として見る。上がられた時、ツモられた時はchを変え、30数えて戻す。すると次の局になり選手は元のキリリとした顔になる。自分もリセットだ。
相手の勝ちインタビューを聞かない。推しの負けインタビューも聞かない。相手の勝ちインタビューの場合はどう聞いても嫌味と皮肉に捉えてしまいがちだし、聞く事によって嫌いになるパターンがある。選手は全力でやってるだけで嫌いになるのは悲しい話だ。
推しの負けインタビューはどう聞いてもポジティブ要素は控えめ、元気なのはソノケンくらいだ。
推しが負けた時はそっとABEMAを閉じて寝るのがいい。第二試合があるんです!という健気なあなたはコーヒーやお茶、ホットミルクなどにシナモンやチョコ、とにかく一服し落ち着き、次の局を待つといい。風呂でもいい。トイレでもいい。なんだったらベッドでウダウダして寝落ちした方がいい。とにかく推しの負けを直視しない。心に残る負けインタビューなんて寝つきが悪くなるだけだ。



モヤモヤ③解説が気に食わない。

ミュートしろ。実況が気に食わない時もミュートしろ。選手は試合中ポンチーカンロンツモ点数くらいしか言わない。別にこの発声を聞くために見てるわけじゃなかろう。ミュートしろ。好きなら見れる。負けに対してもダメージを共感しなくて済む。推しのあがりが盛り上がるのは物凄く高揚するけど、推しの放銃は盛り上がれば盛り上がるほど実況解説が嫌になる。ただ、盛り上げるのは実況解説の仕事だ。全力で盛り上げてる彼らを責めるのは間違いだ。だから聴覚も自分で環境を整えるのがベストだ。
今シーズンからあたり牌、役も表示されるようになったのでミュート勢はより見やすくなっている。
この後にも繋がるけど…気に食わない解説を聞いたところで学びにもならないので、ミュート推奨。2窓でお気に入りの実況者を見つけるのもありだろう。なんなら2窓で他の麻雀とは全く関係のない動画を流すのもいい。とにかく声を聞いてのストレスは長く見続ける上で解消しておく事をオススメする。
ちなみに慣れるとミュートしても問題なく見れる。大丈夫。なんならほんのひと時でも対局を忘れ目を逸らせるので、長く付き合う上でも習得しておくと良い付き合いができる。

モヤモヤ④見る事によって勉強化、義務化

Mリーグは見やすい。仕事終わり、学校帰り、夕食前、お風呂前、お風呂あがり、ABEMAをつければすぐ見れる。麻雀にハマり、強くなりたい!上手いプロの麻雀を見て勉強だ!となるとすぐ見れるし、平日4日もやってる。あなたは毎日麻雀の勉強をしている様な気分になるはずだし、見逃せば勉強をサボった様な、名場面や名勝負を見逃した、そんな気分になるはずだ。
ハッキリ言う。Mリーグ見るだけで強くなるわけない。なんならその時間麻雀するなり、検討動画みるなりした方がまだ強くなる。解説が拾いきれる思考にはどうしても限界があるし、合っているかも分からない。自分なりの解釈が当たってるとも限らない。
正直、気軽に見れる麻雀エンタメとしては最高だけど勉強となると地獄である。
平日4日間、平均4時間。君の大切な夜という自由な時間を削り続けるのである。あなたは勉強なり仕事なりで疲れて帰ってきて、そこからまたこの時間麻雀の勉強をする。脳の休む暇がない。
勉強するつもりなら推しだけ、自分に取って学びのあるプロ、打ち筋が好きなプロの時だけ勉強として見ると良い。それも厳選した方がより良い。多井も堀も佐々木も二階堂も全て勉強なんて言ったら身にならない。そんな全てMリーガーの打ち筋を勉強するのはMリーガーになってからにしなさい。勉強するプロは1人にしとくといい。余裕やゆとりが出来た時に気になるプロを1人追加するくらいでいい。
あとはエンタメとして気楽に眺めるくらいの距離感が良いだろう。
そう、Mリーグ視聴を自ら義務化する事を極力避けるのも末永くMリーグを楽しむコツだ。見逃してもいい。追っかけ再生しなくていい。見逃し配信見なくていい。
もう少し言うとその後Mリーガーがやる牌譜検討動画だけ見るだけでいい。それだけで大丈夫。
ただ、それもウマが合うMリーガーだけでいい。全員追わなくていい。念を押すけど、あなたはMリーガーじゃないのだ。


と、まぁこのくらい備えると多少のモヤモヤは軽減出来ます。

ちなみに私は推しチームABEMASですが、ABEMAS以外の試合はエンタメ感覚。多井プロがch解説してたら本放送はミュート。
展開に疲れたら多井プロのリアクションだけ見る。本放送は閉じる。

推しチームの試合の時は画面は小さく。実況はミュート。気になる打牌は翌日にそのプロの牌譜検討を見る。なければ見ない(他の対局者であっても)。
勝ってる時はボーッと見て、負けてる時は閉じてTwitterを追う。そんくらいの感覚がちょうどいいのでそうしてる。

いかがだったでしょうか?そんな風に見てて楽しいのか?と思われるかもしれませんが、楽しいです。麻雀の持つエンタメ要素やゲーム要素はこれくらいでは損なわれないです。長々言っても面白い試合は勝ち負け関係なくしっかり見る事もありますしね。

ただ、絶対に疲れる時もあるし、嫌になる時もある。そんな時柔らかくMリーグを追うのも大切だと私は思うのです。日吉プロが良い日も悪い日もMリーグはやっていると言いますが、悪い日は休んでいいんだよ。長く見てくれる事を日吉プロも願っているはずだから。

モヤモヤを持っているあなたが少し楽になったらいいなと思うし、気楽に見る事で好きな選手が増えて、麻雀だけでなく、明日へのモチベーションが上がれば良いなと思います。

長いシーズン。体調に気をつけて楽しみましょう。
駄文読んでくれてありがとう。

あと忘れてた。ABEMAのコメント欄。見るな。



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