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デザイン画は必要無い!?

当社にパターンからご注文頂いた場合、

もしくは外注パターンを御注文頂いた場合、

デザインの打ち合わせ等で

デザイン画必要ですか?

とよく聞かれます。

結論から申し上げれば

当社のデザインの打ち合わせに

デザイン画は必要無いです。

デザイン画 例


デザイン画 例2

などの様なデザイン画は特に必要無いです!

当社では対面でもリモートでも

パタンナーが直接デザインのヒヤリングをしますので

デザインが分かるデータや資料などがあれば

デザイン画が無くても、書けなくても

問題無いです。

ラフ画でも構いませんし、

画像やデータでも構いません

参考サンプルをお持ち込み頂いて説明されても構いません。

デザインの内容が分かれば何でも構いません。

よくアパレル制作会社様の中には

初めの段階でデザイン画を描いてくれるサービスをしてくれる

業者様もいらっしゃいますが、

そもそもデザイン画が必要無いので

弊社ではデザイン画をデザイナーの代わりに

描いてあげるサービスはありませんし必要無いです。

もし迷っているのであれば、

トワルチェックで確認した方が早いです。

最終的に仕様書にハンガーイラストを記載しますので

安心してください。

重要なのはデザイナーご自身が

デザインの内容が固まっているかどうか。

迷っているのに、こちらでデザイン画を始めの段階で

描いてあげても、その後も結局当社のデザインにしかなりません。

ご自身のブランドなので、初めの段階で

ご自身でデザインを固めていくことが大切であると考えます。

ご自身のデザインなのに、当社で初めからデザインを

全部でも、もしくは一部でも決めてあげて、

どの様な判断基準でトワルチェックするのでしょうか?

デザイン画は2次元であり、トワルは3次元なので

見た目ももちろん異なります。

デザイン画はデザイナーの頭の中の3次元のイメージを

2次元で表現する事。

生煮えのイメージを当社で2次元を3次元といったように

逆に落とし込んでも意味が無いです。

それなら初めからトワルで部分的にでも

何種類か作って確認した方が確実で商品精度も高くなります。

一番大切なことは

デザインがデザイナー様のご自身のイメージの中で

固まっている事です。

それらのイメージの表現がデザイン画でも

ラフ画でも、画像でも何でも構わないという事です。

幾らでも手段はあるはずなのに

説明できないのはイメージが固まっていないという事だと思います。

迷っているのであれば、分からないのであれば

当社の方で打ち合わせやトワルチェックなどの

パターンの確認工程で確認しながら進めます。

まずは

下手でもいいので、全く恥ずかしくないので

ご自身で書いてみてください。

初心者の方については当社では慣れてますので

全く問題ありません。

デザイナー様ご自身でデザインのイメージを固めないで

他人が仕上げたデザイン画で初めから進行しては

その後必ずイメージの齟齬が製品で出てきます。

もしくはそのアイテムに続く商品デザインにも影響します。

まずはデザイン画に書かなくてもいいので

デザインイメージを頭の中で固めてみましょう。

それを部分的でもいいので

下手でもいいので、決まりなんてないので

手書きで絵にかいてみましょう

もしくは似たような画像や実物商品を探してみて

パタンナーに説明してみてください。

書いたり、見たり、説明する事で段々イメージが固まってくると思います。

それでもデザインが固まらない場合は、

そのアイテムの展開は止めて、考え直しましょう。

時期尚早です。

とある有名デザイナーは生地の切れ端を指でひねって

「こんな形のスカートを作りたい」

だけの指示で周りのマネージャーやパタンナーなどのスタッフが

トワルでデザイナーに確認を取り、

その後製品化してしまうとの事です。

このデザイナーは途中でスタッフが代わりにデザイン画を描いて

デザイナーに確認するそうですが、

この有名デザイナーは3次元の商品イメージが頭の中で固まっているから

初めの段階ではデザイン画が無くてもその後の指示が

明確に出来るという事です。

それでも「デザイン画を描きたい」衝動に駆られている方は

タブレットなどのアプリを使用すると比較的簡単に

簡単に描けます。


FashionDraw

こちらのアプリとか無料範囲でもテンプレートとかあるので

比較的使いやすいです。

ではご参考に・・

当社にご依頼のブランドさんやデザイナーさんで

分からないことがありましたらご遠慮なく当社にご相談ください!!


株式会社コロン