わたしは今日まで生きてみました
1972年公開の邦画、旅の重さ。
始まってすぐに吉田拓郎さんの今日までそして明日からが流れてすごく贅沢で好きだなって思いました。
いくら私が旅を続けて 自分を放浪者だなんて気取ってみても この連中に比べたらまるで子どもだからなんです 食べることと寝ることと 男女のことしか考えない彼らの生きかたには放浪に徹したある気高さがあります それは文学なんかに首を突っ込んだために 臆病で 疑い深く そのくせ真実がつかめない 私なんかから見ると くやしいほど うらやましい生きかたなんで