雑記「頭の中の六畳一間」

先に結論を言いますと、私の頭の中は六畳一間くらいの大きさしかないのです。

しかも整理整頓の行き届いていない、乱雑に物が置かれたごちゃごちゃした部屋です。いつも何かが散らばっていて、壊れていて、何がどこにあるのかわからない。

そんな部屋が、私の頭の中です。

今その部屋の中には、推しが3人住んでいます。いや、住ませています。住んでもらっています。

3人が六畳一間にいるので割ともうややギチギチ…って感じなんですけど、そこにもう二人くらい推しが増えそうで。

そしたら部屋の中はすし詰め。いやあ、困りましたよ。

誰かをこの部屋から解放すべきなんでしょうか。いや、私は解放したくないです本当は。でも、勝手に出て行ってしまう可能性もある。私の頭の中ってそういう仕組みになっている。

気づいたら、大切にしたかったものが部屋から出て行ってしまうのです。私が、無意識に追い出している可能性もあるのですが。

部屋から大切にしていたはずの誰かが出ていくのが嫌だなと思いつつ、私はそれを追えないのです。新しい同居人の声や姿、言葉で部屋が埋まってしまうから。

待ってください!と声を上げる暇もない。気づいたら、私の頭の中から推しが出ていく。新しい推しが部屋にいる。ずっとそんな感じ。

でももしかしたら、いつか出て行ってしまった推しが私の部屋に帰ってくるかもしれないと期待しながら、今日も私は新しい同居人を住まわせてはニコニコ笑うのです。


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