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黄昏(たそがれ)ペダル        ロードバイクの異音

今や同年代の練習仲間はいくなった。殆どがリタイヤしてしまった。60才過ぎると流石にスポーツのために自転車は乗らない。
一時期、単独走行が寂しいので、30代から40代の地元のロードバイククラブに所属していたが、どうも波長が合わなかった。
どちらかと言えば、娘が所属していた大学の自転車競技部の方に波長が合った。
おそらく体育会系の伝統として、先輩をリスペクトする気持ちがあり、彼らは貧乏だから機材を大事にする。苦労している姿が応援したくなる。

いい歳からロードバイク始めた人にはロートルに対するリスペクト感は薄いと感じる。
機材、体力、練習量で直ぐにマウントしてくる。また遊び気分でのインスタ系も多い。大体この方がたは3年で消えていく。日本の道路事情では、ロードバイクはそんなに面白いものでもない。(以上主観です)

キャノンディールSix13
2006年頃、私はロードバイクよりマウンテンバイクにのめりこんでいた。
しかし、一方でトライアスロンの選手でもあったので、ロードバイクも必要だった。
この頃、ロードバイク専門店の付き合いがなくなっていたので、マウンテンバイク専門店でキャノンディールSix13(ロードバイク)を注文した。
当時は結構高級なバイクだった。
店主がロードバイクの組み立てなんてあまり経験ないから、なんかあったら連絡してとか言う。懐かしい。
実は、正直なこの店主さん、突然病気で他界してしまった。寂しい限りだ。

キャノンディールSix13 ステム130mm

あれから16年経つが今でも現役でSix13に乗っている。ホイールはフルクラムR3(初期型)だ。

ローラ台練習は基礎
老人になった私、衰えた身に路上練習は危険なので、ローラー台で練習する。ある程度脚を作ってから外で走らないと一般道はスムーズに走れない。

ローラー台(秘密兵器)
GTローラーという7万する特殊なローラー台を使っている。このローラー台を検索してもらえば分かるが、かなり実走に近い感触のローラー台だ。
自転車を左右に振れるから立ち漕ぎが出来る。
前からの加速によるGと風はないが、それでも大変満足している。

異音
最近、GTローラー台で練習中、Six13から異音と言うか、気になる音がする。原因が分からないので、色々と確認しながら乗っている。
ちょっとした異音も長年乗っているので、原因を予想出来る。しかし、今回は分からない。少し苛つく。

最終的にペダル回りから音がしているようだ。
BB(ボトムブラケット)ではないかと思い、一応交換してみる。JIS規格のネジ込み、クランクはホーローIIなので楽だ。交換したが、消えない。
「違うかぁ」

今頃気づいたがタイヤが割れている。
「これかなぁ?」
老眼で目が悪くなったから気づかなかった。近眼のおっさんが老眼になると、整備で一番見たい距離30センチ前後が全く見えない。もう最悪だ。

さてタイヤだが、最近の主流は700C25の太めのタイヤ。リムもそれで適正化されてる。
ただこの時代のレーサーのフレームやリム(フルクラムR3)だけど23の細いタイヤで適正設計されている。
23mmのタイヤをAmazonで注文する。

コンチネンタルのタイヤ、ドイツの自転車タイヤの有名メーカ。
裂けたタイヤもコンチネンタルのGP4000、高級タイヤだが、今回は安めの製品にした。年金生活なので仕方が無い。
それでも他のタイヤと比較してコンチネンタルは転がり抵抗が少ないと感じる。一度使うとこのタイヤしか選択しがなくなる。
これ並行輸入で安い。ドルよりEUR立ての方が安い?

そして、異音だが、どうもペダルから鳴っているようだ。SPDーSLが原因。昔はLOOKを使っていたが、シマノの方が安いし汎用性があるので、今はSPDとしている。このペダルが引き足の時に音を出しているような気がする。
調整後、音は消えたが、まだ信用してない自分だった。

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