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YAMAHA FG(バイクじゃないよ、ギターの話) 2012年4月2日

~通常ジャパンビンテージと言われるFGは、ヤマハでFGレベルとして、75年11月まで販売されていたギターを指す。ギターの内側に貼ってあるラベルが、年代が古い順から、赤、白、黒までがジャパンビンテージギターとなる。

ジャパン・ビンテージギター

1970年代の古いYAMAHAのFG-***アコースティックギターなどに興味はなかった私だが、たまたま中古ギター屋さんで、試しに弾いたFG-110(通称赤ラベル)。
「あれ?」と感じてしまった。
何か今までのギターと違う音がした。高音の伸びが凄い、よく響くし、奥行きもある、それにしても音がでかい。値段も新品と比べれば安い、結局買ってしまった。
それから私のFGの収集が始まってしまった。

日本のギターファンなら誰もが一度は陥るFG症候群。落ちいてしまった私は、現在FGを7本持っている。
通常ジャパンビンテージと言われるFGは、ヤマハでFGレベルとして、75年11月まで販売されていたギターを指す。ギターの内側に貼ってあるラベルが、年代が古い順から、赤、白、黒までがジャパンビンテージギターとなる。

ネットで勉強したのだが、希少価値として値段が高いのは赤ラベル、その前に試作品の薄いグリーンラベルもある。これはコレクター趣味の方々が高い値を付けている。
FGだが、冷静に他の高級ギターと弾き比べれば、やはり単板ギターの綺麗な音とは違う。でも独特の存在感のある音だ。

さて、ここからは私見だが、FGは、FGに続く番号が大きいほど高級材の合板となる。ちなみに高級ギターの音に近くはなるが、やはり一番FGらしいのは200番台以下だと思う。特にネットではそれほど評価がよくない黒ラベルも、思っているよりいい。

その黒ラベルでウエスタンタイプしかないFG-180Jは、凄く鳴る。古いギブソンJ-45辺りに似ている。(主観なので適当に聞き流してください)
後はサイド・バック材をマホガニーやサペリを使ったFGは大体いい鳴りをする。
FG-110はメイプルでちょっと特殊だけど、私は好きだ。
以上、こんな感じで、結局FG購入に10万円程度使ったが、価値ある投資だった。しかし、増えたギターが自宅のスペースを占領する。今、エレキも含めると35本くらいに増えたギター類(貸し出しもしているので数は曖昧)
家族の目は冷たい。

10年前、ギター練習を開始した頃、その後、地道な練習により、2年後、バンド活動を開始する。この時、まず歌が適当。しっかり覚えろ!
テンポをキープをしながら歌う難しさを痛感していた。 まだ若いな


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