歩きスマホに制裁を

画像は本文とは何の脈略もございません。。。

おいしいごまです✨

やげん堀の七味唐辛子の味のするやつです。

のっけから脱線しましたが…タイトルのお話を。

前回のnoteで〝見えづらい人も白杖を持つ〟と言うお話をしましたが、以前にこんなことがありました。

場所は地下鉄日比谷線の仲御徒町駅から都営大江戸線の上野御徒町駅に通じる地下道です。

私が杖を携帯して歩いていると前方から人がやってきました。
それはそれはごく当たり前の事なのですが
その人はうつむき加減で前をほとんど見ていない様子でした。片手に何かを持っている様子で、それはまさに毎度でくわする歩きスマホの人でした。

本当は、私がちょっと避ければ事なきを得るのですが…素直にそうしたくない気持ちが私の中でむくむくと頭をもたげてきました。
いやむしろ、ここで私が避けてしまったら今後この人は白杖を持っている人は避けてくれるなどとあらぬ勘違いを抱きかねない…それがとてもいけないことのように思えたのです。

その人が10メーター位近づいてきたとき、私は決意しました。こいつに制裁を加えてやろうと…

その人が5メーター位近づいてきたとき、今度は私の方がドキドキしてきました。

いやしかしやらねば❣️

やるんだ私❣️

やれ❣️

やっちまえ〜❣️

1メートル位まで近づいてきたときに、私は白杖でパシッ！っと床を叩きました。

するとその人は初めて我に帰ったように1メーター位飛び退きました,
いや、もっと後退りしたかもしれない。。。

前を向くのだ青年よ。

心の中でそう言いながら、何もなかったように私はその人とすれ違いました。

見えていないと思ったのかもしれない。
だけどこれはとても危険なこと。
見えている人が避けてあげて下さい。

余談になりますが

私は盲学校と言うところに通いました。
盲学校はとても静かで、生徒はみんなおとなしくて廊下を走る人なんていないと思いますか？

それはとんでもない誤解です。

盲学校でも廊下を走る人がたくさんいます。
厄介なのはそれが、ほとんど見えていない…もしくは全く見えていない連中が走るから恐ろしい。

私の知り合いで、廊下を走ってきた全盲（全く見えない・視力が無い）上級生にはね飛ばされて網膜剥離になった子がいます。考えただけでも恐ろしい…💦

だからこそ

見えている人は避けて欲しいのです。


それでは　またね❣️