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【インタビュー】 巡ってきたチャンスで繋がる・ひろがる価値観 相樂育美さん

皆さんこんにちは!
一般社団法人グロウイングクラウドの春季インターンシップに参加させていただいています。大学2年生の堀加奈子(ほりかなこ)です!

今回も第6回郡山地域クラウド交流会に向けての魅力発信のために地域クラウド交流会に関わりのある方々にインタビューをしていきます。

インタビュー第3回目の今回は第5回郡山地域クラウド交流会で優勝し、釧路で行われた全国大会にも参加した相樂育美さんにインタビューをさせていただきました!

記事を通じて、少しでも多くの方に地域クラウド交流会に興味を持っていただけると嬉しいです!

地域クラウド交流会とは

地域クラウド交流会(以下、ちいクラ)は、地域住民が起業家の応援を通して、地域活性化を目指す交流会形式のイベン トです。 起業家だけでなく、地域の人たちが参加することで、地域全体のビジネスの活性化につながることを目的としています。

<ちいクラの役割>
1. 地域の起業家たちと、起業家や地域を応援したい人たちの交流とビジネスマッチングの場
2. 起業家の事業プレゼンにその場で投票し、応援を起業資金に変える交流会型クラウドファンディング

詳細は下のホームページをご覧ください↓↓↓

相樂育美さん

第5回郡山地域クラウド交流会に参加し優勝、その後釧路の全国大会に参加しました。産科、婦人科、小児科、NICU、救急外来で働いてきた相樂育美さんは、現在訪問看護を学び、助産師としても働いています。

まわってきたチャンス、自分の気づかなかった価値を見つけに

ーー地域クラウド交流会に参加しようと思ったきっかけと、その思いについて教えてください。

ちいクラには第1回から応援者という立場で参加させて頂いたのですが、そのときに自分が体感したことのないような場作りに魅力を感じて、「毎年やるのであればぜひ参加したい!」と思ったんです。

どんな起業家さんがいるのかとか、どんな方がいるのかとか、私は人との出会いがすごく好きなんです。第1回の時に経験した興奮が、自分もそのお手伝いができるんであれば、そっちの役回りに参加させてもらいたいなと思って応援者として参加しようと思っていたんですね。

プレゼンターとして参加したきっかけとしては、実は何か当日の10日前ぐらい、当日参加しようとしていた方がキャンセルなってしまったんです。それで、お声かけをいただいたのがきっかけでした。私自身も起業して助産師として自分の助産院を作って、出産が終わったお母さんたちがよりハッピーになるような居場所っていうものを作っていきたいなという風に考えてた一人ではあったので。自分がみんなに発信できる場面だとか、あるいはその言語化できるような場面とかあれば、発信していって、その認知度っていうものを高めたいなというふうに思ってたんです。でも自分が登壇者っていうところではなかなかね、その時はちょっとピントが来なかったんですけど。

世の中って、チャンスはいっぱいあると思っています。
だけどチャンスに気づけないこととか、チャンスがせっかく巡って来たのに自信がなくてお断りしちゃったりだとか多いと思うんです。
でも今回のプレゼンターとしてのチャンスが自分からの発信じゃなくて、その相手の方から来たチャンスであったっていうことがすごく意味があるんだろうなって思ったんですよね。自分から欲しいと思っているチャンスに手が届かないような環境にある人たちもたくさんいる中で、自分が発信したいことを知っている人たちが私にチャンスを与えてくれたっていうことを感じて、これは引き受けない手はないぞっていうふうに思ったんです。

10日前だったので、実際にパワーポイントを作ったりするのはハードではあったし、自分なりに整理するのってすごい大変ではあったんですけれども。あの空間の興奮っていうかね。色々な業種の人達が集まるし。すごい多様な価値観の中で、今度は立場を変えて発表する立場になれると思ったら、きっとまた何かここで誰かと繋がれるんじゃないかなって思ったし、自分が気づかなかった価値に出会えるかもしれないって思ったので、怖いとか緊張するっていうものを飛び越えて。
もうやらせていただきますみたいな感じ。私でいいんですか?みたいな感じでね。

私自身が、いつも自分が何をしたいかとかなぜ、それをしたいかを言語化する準備っていうのを、個人的にはやってたつもりなんですよね。だから言語化する準備ができてたからこそ、チャンスが巡ってきたのかなっていうふうに思っています。

お互い言い合える社会

ーー結果的にチャンスが回ってきた中で、参加して一番良かったなって思った場面だったり、地域クラウド交流会に参加しての変化だったりがありましたら教えていただきたいです。

郡山大会で第5回の時に優勝させて頂いて、全国大会で釧路に行ったんです。一番よかったことっていうことで伝えると、自分が助産師っていう仕事でいるだけでは知りえない人たちとの繋がりっていうものが、全国的に県を越えて繋がることができたかなっては思っています。日本人皆さんそうかもしれないけど、すごく頑張って我慢することを美徳みたいな感じの育てられ方をしてるからなんかね、甘えるとか誰かに助けてっていうことすごくやっぱり我慢してて。そんなこと言ったらわがままなんじゃないかとかね。自分が情けないんじゃないかとか思っちゃう時があると思うんですけど。お互い言い合える社会っていうのが、すごくやっぱ魅力だなって思っててね。

一方通行ではない繋がりで挑戦する人を応援したい

ーー地域クラウド交流会が、助け合いの場や人とのつながりの場として存在していることを再確認できました。特に地域クラウド交流会を通じて築かれたネットワークや人間関係の価値について実際に感じた場面やエピソードがありましたら教えてください。

元々、地域クラウド交流会って壇上に上がって発表する人だけが発表者かなっていうイメージあったんです。でも第1回郡山地域クラウド交流会の時にただ参加している私でさえ誰かと繋がって、参加者である私が誰かに応援してもらってっていうことがすごくあったんですよね。
登壇者と主催者側というか、運営側の方たちとの繋がりもすごい密になっている場面を感じたんです。その人にサポートしてもらうっていう一方通行の矢印だけじゃなくて、その矢印がみんなでぐるぐるぐるぐる。双方に行き交ってるなっていうのはすごく感じました。地域クラウド交流会のような社会の中にも日常的にそういう行き交う場っていうのがもっともっと必要だよねっていうのは、あそこに参加させてもらった時に、自分も体感しました。
ほんとに多職種だし、多様な価値のある人たち、そしてあそこに集まってる方達って、これから何かに挑戦する人たちの集まりだったり、挑戦する人を応援したいっていう方たちなので、自分にどういうことが応援できるのかっていうことだとか、具体的に応援できる要素が少なかったとしても、この人物を社会に伝えていきたいっていう意気込みの人たちが結構いらっしゃるわけですよね。そこで刺激しあえるっていうのはすごく力を頂ける場面だったなっていうふうに感じましたね。

色々な思いを秘めている人がいる。それをオープンできるのが地域クラウド交流会


ーー地域クラウド交流会で気づいた地域の魅力にはどのような要素がありますか?

今までちょっと誤解してたなって思うところがあって、東北の人って控え目で我慢しちゃう人たちみたいな印象がすごくあったんです。でも実はやりたいこととか面白いこととかをすごく秘めている人達が実はたくさんいて、それをオープンにする場が今まで少なかったら、実はそういう人たちがたくさんいるんだ気づくことができました。だから魅力って言うと、そういう人たちがたくさんいる地域だったっていうことがすごく魅力かなって。これから発掘できるようなそういう人たちの思いを表現できる場が必要だったり、発掘できる場が必要だったりっていうことが。だからこれからまだまだ面白い人たちがたくさん出てくるんだろうなっていうふうに思っています。

日々の当たり前の疑問を投げかけられる人、課題を色々な人と共有したい。


ーー最後に、地域クラウド交流会に参加したいと思っている人、興味を持っている人へのメッセージ、また参加の意義や価値、参加者が得られる経験や成長の可能性についてメッセージをお願いします。

地域クラウド交流会に集まる方たちって日常生活の中での問題意識に敏感な方達が多いんじゃないかなって思っているんです。
なので私たちは気づかない人たちに向けて発信して欲しいとも思いますし、気づいてない人たちに向けて発信してほしいとも思いますし、そしてすでに気づいている人たちと力を合わせて、いいものを増幅させていただきたいなっていうふうに思います。
その課題をもっとみんなに共有してほしいっていう思いがあります。

インタビューを終えて

インタビューはzoomで行いました!

実際にプレゼンターとして参加された方にお話を聞いたのは初めてだったので、参加者目線でのお話は新鮮でした。

今回のインタビューを通じて、参加者と応援者という一方通行の矢印だけではなく運営している側や初めて来た人などお互いが応援し応援される関係が構築できる地域クラウド交流会の魅力を再確認しました。

そして、課題意識や挑戦し続ける人が集まり一緒に作っているからこそ地域の魅力は増えていくのだと感じました。地域コミュニティにおける人との繋がりは、地域全体の活性化や発展にも繋がっていくのだと感じました。

お話を聞かせてくださった相樂育美さん、ありがとうございました!

第6回地域クラウド交流会は2024年6月6日(木)18:30~20:30の開催です!
事前お申込みは不要ですが、人数把握のため
参加希望の方はFacebookから参加表明いただけますと幸いです。

皆さんのご参加をお待ちしております♪

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